2012.7/29 細尾沢の夜ごはん

手羽先の燻製を作るんだって、ワイヤーを取り出しましたよ。

手羽先を網でも焼きます。
どちらも、外は香ばしくって、中はふんわり。
塩こしょうだけで、も〜う充分です。ビールがすいすい進みます。

そのうち、鴨鍋が煮えたようです。
蓋を開けると・・・わ−お!

野菜もしんなりして、おいしそう!
野菜を干しているから、その分ぎゅぎゅっとおいしいダシをしみ込ませるようです。野菜もきのこも、鴨肉もうまい!

かなりの量があったのですが、「おかわり!」連呼でみるみるなくなっていきます。

具がだいぶ減ったところで、そばがき登場。
グッチさんが、せっせと練ってくれて、鍋にぼとんと投入。

うむむ、なんだか見栄えが良くないですが・・・。
そのままだったり、大葉に包んだりして、演出が光ります。

野菜からも肉からも出た、旨みたっぷりのスープで食べると、これもまた絶品でした。

本当においしかった−。ごちそうさまでした。

あ、ちなみに今回の日本酒は「佐久の花」
長野県佐久市のお酒です。キリッとしていて、フルーティ。
すいすい飲めました。

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個人的なことですが、私にとっては初めての泊まりの沢登り。
しかも、今まで練習程度にしか登ってなかったので、初日は非常〜に疲れました。みなさま、足を引っ張ってすみません。

決して、水が好きなわけではないんですよ。

わざわざ浸かりにいっているわけではありませんよ。

イメージは岩と岩を「ぴょんっぴょん」なのに、現実は「どてっ、ぎゃああ(悲鳴)」青あざいっぱい、身体もよれよれ。満身創痍ってこのことを言うのね・・・としみじみ。

そんな私でしたが、テント場に着いて、
夜ごはんの準備になると、元気がもりっと回復!不思議ですねえ。

今日の夜ごはん担当は、最近山ごはんシェフとして目覚ましくご活躍のグッチさんです。

すごいですよ、皆さん。
メニューはなんと「鴨鍋&そばがき」。そばがきはそば粉からつくるんですって。
そば粉が2袋。

しかも具材の野菜はすべて干したもの。
干す器具を買って、3日前ほどから準備したらしいですよ。

しかもしかも、その野菜の充実度と言ったら!
キャベツ、ゴボウ、レンコン、大根、ズッキーニ、玉ネギ、エリンギ、椎茸、エノキなどなど、もう両手で数えきれないほどの具材なんです。
煮込む前はこんな感じ。

そうこうしていると、たき火に火が付きました!
するとグッチさん、不思議な行動に・・・。
木にぶら下げて、即席燻製機が完成。

「鍋が煮込まれるまで、これをおつまみにしてください」なんて、すばらしすぎます。うっすら涙も出てきました。(うそつき)

じゃあ、お言葉に甘えさせていただきます。
細尾沢山行