山の上で頂く美味しいビールとご飯。
今回はY嬢がメスティンでスイーツ作りに挑戦してくれました。
エスケープルートとして、体力が持たなかった場合は雲ノ平のピストンの案もありましたが、
おそらく3人共、この時点ですでに黒部五郎岳周回を決めていたはず。
2日目、遠くに見える雲ノ平に向かいますが、ひたすら続くながーい下り。
そして下った分だけ、薬師沢小屋からの急登。
しかし、これが案外涸れ沢登りの様で、疲れはしたけれど、思ったほど辛くなく雲ノ平に着くことができました。
周りを見渡せば、薬師岳、赤牛岳、水晶岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳と山々に囲まれて...。
「地図の真ん中に立っているみたい」とY嬢。
3日目も快晴の中出発。
祖父岳から見た鷲羽岳の高さに「あれに登るのか...」と一瞬怖気付きましたが、
山頂からの眺望に疲れも時間も忘れ、ただ、ただ、感動。
直射がきつくなってきた黒部五郎小屋に向かう途中の雪渓で、ナント、I氏がかき氷を作ってくれました!
パインと練乳のコラボレーションに舌づづみ。サイコー。
4日目の黒部五郎岳も快晴の中、登頂。
あまりに完璧すぎる天気と眺望に、またしても「帰りたくない病」が発症。
太郎平のゴールが近づくと共に雲がどんどん湧き上がってきて、まるでカーテンコールのように視界を真っ白に遮って行きました。
「閉店ガラガラ?。だね」とI氏。
最終日は剣岳を遠くに眺めながら下山。
今度はどこを縦走しようか。