水無川本谷(丹沢) やまづと 2020.10.25

メンバーは、ピイマン(L)、ヒマラー、ヒビチャ、ウタコ、ズミー、ベイサン(文責) 

渋沢駅に集合してからバスで大倉へ。7 時 36 分のバス。臨時便が 1 台出ていた。 大倉から作治小屋まで 1 時間ほど歩く。

9 時過ぎに天神尾根入口 

少し山道を歩いてすぐに水無川本谷へ入渓。堰堤を一つ越えると源次郎沢と本谷の分岐。こ のあたりで沢装備に。 

F1 10m 





左の水流沿いをヒマラーさんがリードする。親分曰く、この滝はフリーで登るくらいになって欲しいとの こと。 10m 程度だけど実際登ると高度を感じる。確保してもらっていればたいしたことな いが、フリーとなると足が少しすくみそう。まだまだ修行が必要ということ。 セドノ沢を右に見ながら左に進む。

すぐに F2 6m

ここも左をヒマラーさんがリードで登る。途中、中間をとる。 

黒光していてツルツル滑りそうだが、登ってみるとそうでもなかった。F1 より登りやすか った。右を登る人も多いようです。 

ここからしばらく大きな滝もなくどんどん進みます。 

水を浴びると寒いですが晴れていて思ったより気持ちが良い。




ここからしばらく大きな滝もなくどんどん進みます。 

水を浴びると寒いですが晴れていて思ったより気持ちが良い。 

F3 10m  

右をヒマラーさんが何度かチャレンジ。親分がいろいろ指示するも登れず断念。かなりシビ アな足場のようでした。




左から巻く。ロープと鎖はあるがロープを出して途中までヒビチャさんがリード。 登ってからのトラバースがいやらしい。親分がリードし中間支点を 3 つほどとって確保し ながら行った。 




F4 3mx2 


水流の中をヒマラーさんと果敢にチャレンジするも一気に体が冷えてしまいました。ちょ っと後悔。また、水の中に足を長く入れておくと冷えてくる。やっぱり 10 月の後半。




F5 10m 


ここは右から巻く。ロープが張っていました。高度感あり。 

ここを巻き終えると書策新道と出会う。 

しばらく進むと、沖の源次郎沢との分岐。20m の滝を横目に右に曲がるとすぐに木ノ又大 日沢の分岐。左を行きます。 

F6 6m 




ヒビチャさんがリード。右を行きます。裂け目を通って滝上に出ます。




F6 を越えると岩がもろもろしたところが多くなってきた。30 分ほど小滝を越えながら進む 



と F8 の大滝が見えてきた。しかし、周りの崩壊が激しかった。 

F8 25m 




今年最後の沢だろうからここで水を浴びていく。ここは登れないので右のルンゼから尾根 に乗って巻いていく。落石注意。





途中枝沢をトラバースで横切る。 さらにもう一つ枝沢をトラバースすれば沢に戻れるが、そのまま尾根沿いを登って稜線まで詰め上げることにした。


途中ヒビチャさんがなぜかここ にきてヒルに襲撃される。最後ほんの少しだけ藪漕いで稜線へ。トゲトゲのアザミ?が少し痛かった。 稜線出ると 10 分ほどで塔ノ岳頂上へ到達!海まで見えて景色は最高でした。 





後は暗くならないうちに大倉尾根を駆け降りる。わずか頂上から 1 時間半でバス停に着きました。 

所要時間 

大倉バス停 8:00 

作治小屋 9:00 

天神尾根入り口 9:14 

F1 10:00(10:30)-F2 10:30 – F3 11:20(12:30) – F6 13:00(13:30) – F8 14:00 稜線 15:00 

塔ノ岳 15:10 (休憩 20 分ほど) 

大倉バス停 17:00 

所要時間 9 時間 

歩いた距離 19km 

<感想> 

非常に登りがいのある沢で、非常に楽しめました。本谷というだけあってスケールも大きく、 迫力ある滝が随所に見られ、それを登ったり高巻いたりと楽しみながらも非常に勉強とな った沢登りでした。今年最後?の沢かと思います。ちょっと寂しさを感じました。そろそろ 雪山ですね。 

ただ、まだヒビチャさん、沢行こうとしてたような。。。