新茅ノ沢

今日はやまづと恒例?の懸垂岩(岩トレ)+新茅ノ沢(沢トレ)というお得なセット。8時前に懸垂岩につきました。安定のセイメーさんは一番簡単なルートは選ばずに最初から攻めます。親分に岩登りのレクチャーを受けて低い位置で練習したハナコさんとワラシーさんも途中で加わりトップロープで挑戦、クライムダウンもしました。その後、親分に両手で岩をしっかり持って素早くステップする練習を指導してもらい、これが凄く為になって上手くなった錯覚に陥りました。その勢いで、去年は登るに気にもならなかったルート(Ⅳ)をクリア。懸垂下降も行いました。

正午前に入渓、すぐにF1F2が現れます。先頭で登ったF1でさっそく苦戦、もっと難しいF2はセイメーさんが先頭、私が中間支点の回収に失敗、スリングを落としてなくしてしまうわ、ロープのお世話になるわ、さっきの自信はどこへやら。ハナコさんやワラシーさんは、果敢にクリアです。

F5は高巻します。トラバースと岩場通過でほっとするのも束の間、最後の短い土斜面が意外と曲者です。高度感があるので緊張しますが、一生懸命登ります。その後も、次々に滝が続きます。ロープを出したり、それぞれ思い思いにルートを取ったりして、練習しながら進みます。

気づくと既に15時台、巻いてどこかで尾根に上がることに。しばし探して親分が見つけたルート、急峻な沢地形をトラバースした後に土斜面をよじ登る、よく、これらの先に通過可能な斜面があると分かるものだなと感心。親分がフィックスロープを何度か張り直して尾根に出ました。すでに18時、新茅荘前の車に戻ったのが19時、季節に助けられ夕闇直前に下山しましたが、これはいけません。その後、たっぷり反省会をして帰路につきました。

F2を登る。黒光りの滝、ずぶ濡れになります。
左側の壁を使って、バランス良く登ろう。
左側の窪状を登ります。、ちょっと暗い感じ。
まずはF1を登ります。
新茅ノ沢 沢登り 2022.7

午前中、懸垂岩で岩トレ、午後新茅ノ沢を遡行