初日、乗鞍岳で雷鳥を目撃した後、雷が鳴り雨に降られましたが、その他は概ねお天気に恵まれました。
小蓮華山〜白馬岳〜杓子岳では北アルプスの全体の山々を見渡すような大展望、雲海を眺めながら尾根歩きを楽しめました。剱岳、遠くの槍ヶ岳を一度に拝めて感動。北側は雪倉岳、朝日岳、その向こうは日本海、今度は栂海新道も行ってみたい。
杓子岳、白馬鑓ヶ岳では霧にまかれましたが、晴れていたら杓子岳のやせ尾根を歩くのは怖かったと思います。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳の間のコルではアサギマダラがたくさん飛んでいました。この尾根を越えて、どこまで飛んでいくのか。
早朝、天狗山荘を出て上ってる途中に雷鳥が6羽出てきて、一斉に日の出を眺めていたのが可愛かった。
天狗山荘では、生ビールで乾杯していたら、窓の外にソンシーさんが歩いているではないですか。五竜・唐松岳から奥さん、娘さんと共にご到着。思わず窓を開けてハイタッチ。山で仲間と会うのはうれしいですね。
それにしても、もう高山では秋のはずなのに暑かった。標高2700m位の天狗山荘は夜でも暖かくて、ダウンジャケットも着ませんでした。大雪渓は溶けてしまったのでしょうか、白馬岳頂上宿舎付近から少し見えましたが。。
白馬鑓温泉から少し降った沢で、雪渓調査隊とすれ違いました。沢の上に40mの雪渓があって調査しに行くとのこと。沢の横の薮に突入して行きました。
温暖化をひしひしと感じた山行でした。