2月の雪の無い奥多摩最深部を1泊2日の行程で縦走しようと計画した長沢背陵は、一週間前のドカ雪で積雪60cm。え?マジ?

山小屋、役場、ビジターセンターなどに聞いても「この雪で入る人はいませんよ」との事。。。
まー、そうだよな。そもそも人も少ないコースだし、酉谷までは雪が付いたらいやらしいトラーバースの連続っぽいし。
最近白髭を剃った大先輩(奥多摩の主)に相談しても、都合のいい答えが返ってくる訳もなく、前日まで粘ってみたが、計画を水根から六つ石経由で、鷹巣、七ツ石、雲取、鴨沢下山に変更する事にした。

初日、七ツ石まで進むつもりだったが、雪の付いた石尾根を進むのは初めて。思惑通りに進まず鷹ノ巣避難小屋に到着したのは15時過ぎ。その頃から雪が降り始め夜遅くまで降った。
「今日はここで泊まりましょうかね」と話し、失礼にもS氏が担いで来てくれたテントを使わず避難小屋を拝借してビバーク。
避難小屋では、食当Wさんの朝夕の料理に舌鼓。
S氏が持ってきてくれた酒のあても旨く、持ってきた酒が足りない。。。
そして、20時過ぎに就寝。

2日目も快晴。石尾根を歩けば富士山の眺めは最高!丹沢までの山並みもくっきり。そんな景色がずっと続く。
前日の16時頃に避難小屋に到着しテント泊していた高校生山岳部の方々と、今朝はほぼ同じ時間にスタートし、抜きつ抜かれつで進んだが、
七ツ石の分岐まで、コースタイムの倍以上かかってしまった。
雲取山頂まではまだ遠いなぁ。。。腕時計を覗き、下山時刻や帰りのバス、メシや風呂の事を考えてみる。
2人に「雲取山までいくー?」と聞くと、「どっちでもいいですよー。決めてくださーい。」と返ってきた。
うぅ、誰も下山しようとは言わない。。。確かに行けなくは無いけどね。。。
その後3人でカクカクシカジカ話し合って、七ツ石山まで行き、余裕を持って下山する事になった。

下山途中、七ツ石小屋で休憩していると、Wさんが何やらゴソゴソと探し物をしているので聞いてみると、「携帯がない!」と言う。。。チーン。
全ての荷物をひっくり返しても出てこない。最後に携帯を触った休憩ポイントまで3人で戻り、しばらく雪の中をまさぐる。すると奇跡的に発見!よかったねー!!
3人とも意気揚々とデポした小屋まで戻った。

下山もS氏が先頭。飛ばす飛ばす!あっという間に鴨沢バス停に到着。

鴨沢はポカポカ陽気。綺麗な公衆トイレの外に設置してある水道とタワシを使わせてもらい、
スパッツやら靴やら皆洗って道端に干してベンチに座り、のんびり青空を眺めながらバスを待つ。

今回はなかなか行程通りに進まず、最後はショートカットもしてしまったが、
真っ白な雪に、青い空が印象的な、冬の奥多摩を満喫する事ができた。

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