新緑まぶしいマスキ嵐沢 2024.4 やまづと
連瀑帯の最初の滝、逆くの字形に登って行く。沢登りシーズン始め、岩のぬめりが強い。
何人か交替で確保の練習をしました。
ピイの思い:やまづとの沢登りの始動が早い。まだ4月なのにもう7~8回も沢登りに行っているメンバーもいる。
雪山と沢登りの間で気持ちがフラフラのピイも、先週からソロリソロリと沢登りに動き始めです。マスキ嵐沢、沢の新緑がとてもまぶしい。我々若葉マークもおそるおそるだけど気持ちが昂ります。
これから一歩一歩、沢登りの信頼関係を築いて行こう。単なる仲良しではないよ。ハイキングと縦走、バリエーションの信頼関係は違うし、沢登りも始めの一歩とより深く入って行くときの信頼関係はまた違うよ。
今日はまあその第一歩目だよ。頑張って行こう。
それといつも「ピイ」を介してではなく、みんなで互いにそれを作っていかないと一人立ちできないぞ、と余分な一言。
「責任のあるところに人の成長もある」ですね。コトさんうまいこと言うね。この前から名言づいてるじゃん。
コー感想決意:沢登りは今回で3回目。今回のマスキ嵐沢は初心者向けの沢と言われているものの自分にとってはまだまだ難しく感じる部分も多かった。
ただ今回の滝の登攀では、ヌメヌメで滑りやすい箇所も沢山あったが、しっかりとホールド、スタンスが効いているかを確認しつつ、3点支持を意識しながら登ることができた。たまに手で登ってしまうことがあったのでしっかりと足で登るのを忘れないようにしていきたい。
また今後はリードや支点構築、ビレイなどを少しずつ覚えていき自立できるようにしていきたいと思う。
最後の詰めでは息切れすることもあったのでしっかりと体力をつけることも今後の課題としていきたい。
ユコ感想:マスキ嵐沢は花崗岩の沢で、白い岩の水底がよく見えて、清流という言葉がぴったりだと思いました。
沢の終点から尾根までは花崗岩の風化した砂のような急斜面で滑りやすく、もうダメかも・・と思ったところに、ちょうどロープが垂れ下がっていたので、有り難く使わせてもらいました。
沢の岩壁にはイワタバコがたくさん生えていたので、6月ころには紫色の花でいっぱいになると思います。季節を変えてまた言ってみたいです。