奥多摩沢登り シンナソー 2024.4 やまづと

シンナソーは一級の初心者向けの沢とのこと。
登山口の藤倉バス停に到着すると、他の沢登りパーティーも準備をしてましたが、お先に失礼して、シンナソーを登り始めます。

今シーズンは、まだ登山者が少ないのか、至る所が苔でヌメヌメ。
小さな滝が続きますが、ヌメヌメで足場が極まらず、苦戦する箇所もありました。

中盤の10m滝は、イッチーさんがリード。
途中でハーケンを打ち込み、中間支点を確保してサクッと登攀します。

終盤の15m大滝も、同様にリードのイッチーさんがハーケンを打ち込み登攀。
今回はアオボーがハーケンの回収を担当します。
横からハンマーで叩きつけ岩から外そうとするが、中々外れない。。
足場が不安定で上手く力が入らないのか、シャワーでずぶ濡れになりながらも、右から左から何度も叩いて、ようやく回収することが出来ました。

なんとか無事に登り切り、安心した束の間、ポケットにあったはずのスマホが、無い。。!
どうやら登攀中にポケットから転がり落ちてしまったようです。

イッチーさんが颯爽と懸垂下降してくれ、滝つぼを探すこと5分ほど。
何とか見つけ出し、スマホを回収してくれました!

最後のツメは、ザレているものの、あっという間に登山道に出ます。

楽しい登攀ポイントも多いですが、全体的に距離は短く今日の疲労度は軽め。
最後は都内で唯一「日本秘湯を守る会」に加入しているとの雰囲気の良い温泉「蛇の湯温泉たから荘」に入って帰りました。