足尾・泙川三重泉沢(沢登り)~ニグラ尾根 2025.6 やまづと

ちょっと難しい…高巻こう

CS滝遡行を試みる

中間部ゴルジュ

下部ゴルジュの核心 泳いで取り付き、大岩がヌメヌメで全身フリクション!

下部ゴルジュ

三重泉沢橋から入渓

短い沢ながらゴルジュ内の滝の登攀、高巻きの難易度は高く、さらにヌメリあり。オッギーの突破力を中心に皆で助け合いながら最後まで遡行しました。体感3級の難易度で充実感たっぷりの2日間でした。しかし、足を出すのを躊躇するところ多数、痺れる沢でした。体力はあまり必要ありませんが、高巻きのルートファインディング、ボルダー系登攀力、素早いロープワーク求められます。

下部ゴルジュ。 ヒビチャがフリクションを駆使して核心の滝を突破!

中部ゴルジュ。基本高巻き。足元悪く緊張が続く合計5P、懸垂2回。オッギーとベイサンがリード。残置ロープあるところでも高度感が半端なくトラバースの難易度は高い。ルート取りが難しいし、ぐずぐず斜面もあり。

上部ゴルジュ: 核心の落とし穴の滝はオッギーがリードし突破口を開いた。 ただ、最後ベイサンが飛び込んだ際、滝に吸い込まれました。が、なんとか脱出(メガネ紛失、いっぱい水飲みました)。最後の人は引っ張って戻せないので最新の注意を。恐怖で沢をやめようかと。。。

それが最後ではなかった。7mの滝で行き詰まる。巻きを試みるも行き詰まり懸垂で戻る。ここで時間オーバー。ゴルジュ内の小さなスペースでビバーク。天気良い予報だったのでゴルジュ内でもという判断。焚き火を楽しみました。じゃがいものホイル焼き、ソーセージとナスの直火焼き、ご飯を炊いて晩御飯にしました。寝床は斜めでゴツゴツでしたが皆気にせず爆睡!

2日目。昨日の続き。隠れ核心7m。色々話し合った結果まずは右壁を攻めることに。ショルダーにカムでのA0を駆使して右壁をなんとかクリア。残置が昔はあったようで簡単だった模様。あとは綺麗な渓相を楽しみながら広河原に到着。ゴミが多く残念でした。

暑い中、広河原から峠まで150mの登り。途中2箇所ほどトラバース危険箇所あり。ロープ一度出しました。広河原から峠経由平川林道まで2時間ほど。平川林道を歩いてゲートまでさらに2時間30分でした。(文 ベイサン)