奥多摩・大雲取谷〜大ダワ〜雲取山〜鴨沢 2016.6

焚き火のそばで気持ちの良い眠り。

小雲取谷出合近くで一日目の遡行を終えました。

1日目

長い林道歩きを経て、唐松谷出合に架かる橋から沢に入る

谷に入ってすぐの滝、登れないので少し手前の右側から巻く。

この巻きでちょっと失敗、左端ではなく真ん中あたりを登っているときに、乗っかった岩がグラりっと動いて一緒に転落、足がほんの少し岩に挟まって動けない。

岩が動いたときに、頭は反応したのだけど身体が反応しなかった。なんか歳食った実感じわじわだなあ。

木のあたりから左に回り込んで、巻き下る。

いままで雲が多かったのだけど、青空が見えてきました。

いいぞ。

長尾谷出合から台地状がいくつか。

濡れたくないけど、左側は我々には登れず・・・

水しぶきを浴びながら、滝に足を突っ込みました。

二条ノ滝、段差をヨイショ。

周りの森がすごく綺麗です。

小さな釜とか渕をもった小さな滝が続きます。

小雲取谷出合の少し手前に台地があり、テントを張りました。

焚き火はいいなあ。おやすみ。

2日目

のんびり朝めしを食って出発です。

谷に日が差し込んで、今日も良い天気です。

小雲取谷出合手前の幅広ノ滝、30年以上前に買った沢登りガイド(白山書房)の表紙がこの滝の写真だった。

もうちょっと上手く撮りたかったなあ。

苔の綺麗な沢です。

深そうな渕を、小さな出っぱりを頼りにへつる。

もうこのあたりは、いわゆる「S字峡」というところなのかな。

深い釜の滝を右側からへつる。

S字峡を抜けると沢は開ける。

苔むした滝を越える。

芋ノ木窪、トチノキ窪の出合を過ぎて8m滝まで来ました。

ここを過ぎると、沢登りはほぼ終わりです。

苔を踏んで、左側から越えます。

源流の流れになり、日向窪を過ぎて熊穴窪を詰めます。

苔がとても綺麗な沢筋を歩きます。

水流は、ほぼ消えました。

大ダワ林道に上がります。林道といっても細道です。

この先、少し崩れたところがありました。

整備はされていないようです。

大ダワ付近、広々としています。

登山道に出て、雲取山に向かいます。

廃屋になった旧雲取ヒュッテを過ぎ、雲取山荘を過ぎ。

田部重治のレリーフ

鎌仙人富田治三郎のレリーフ

深い森の中を登って雲取山頂に到着です。

雲取山の「原三角測点」標

鴨沢に下ります。

若い鹿が我々を気にもせずに何かを食べています。笹の先っぽの柔らかい葉を食べているのかな。

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