小屋は人でごった返し。暖かくて、山小屋のおじさんスタッフも気持ち良くて、非常に赴きある黒ゆりヒュッテの夜でした。ちなみ夕食はハンバーグ。美味しかったです。

幸い23時頃☆が気になって外に出ると、満天。おおおっきなオリオン座が東の空に輝いてました。日付変わって3時ごろはよりおおおおおおおおおっきくなって南の空に移動。顕著な流星群は見えませんでしたが、いくつか流れたような・・・。どれが流れたんだかわからない程沢山の☆で空が埋め尽くされてました。

奥穂高で凍死事故ニュース・・・、身につまされる思いです。と言うのも初日20日、私達誰も関東・甲信越上空、強い寒気団が通り過ぎるのを誰も知っていませんでした。早いうちから小屋泊まりは決まっていましたので、安心もしておりました。

天気図や予報図だけでは今回も予測できなかった天候。小屋に到着間際、急に日が陰り・・・ぱらぱらとアウターに当たる音で霙に気付き、到着後30分以内に吹雪。テントから小屋に逃げ込んで暖をとる人たちの会話からは、「とりあえずテントで頑張って、無理だったら小屋に泊まろう。」などと色々聞こえて来ました。

どのテントを見ても冬用テントではないような。テン泊派の自分、山行直前まで最新の情報を入する努力をすることと、高層天気図での確認を心掛けたいと思いました。

翌日は気持ちよく雪を踏んで歩けました。広葉樹から針葉樹、うっそうとしたふかふかの苔、そしてまた紅葉した広葉樹と、変化を楽しんだ山行となりました。

どれも美しかったです。そして雪。ご褒美。

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北八ツ・渋ノ湯〜黒百合平〜天狗岳〜ニュウ〜稲子湯 2018.10

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