谷川・東黒沢〜宝川広河原〜ナルミズ沢〜ジャンクションピーク
〜朝日岳〜白毛門 2019.9
天国のナメから地獄の下山とはよく言ったもので・・・。調子がいいぞ、と思っていたのも白毛門まで。やっぱり土合までの下りはガタガタになりました。
1日目
土合駅の長い階段を登ったのは10時前。1kmも歩かず、東黒沢の入渓口に到着。
沢装備を装着してバシャバシャはしゃぐ\(^^)/水量が多いのか少ないのか分からない、
滑り台で楽しむメンバーも居たし、小滝とナメが続く美しい沢。ザイルも全く必要無しで快適に登れ過ぎた。
白毛門沢分岐
もう少し、ほんの少しだけレベルが高い方が楽しそう。しかし、謙虚に謙虚に。
ヒョングリ滝を登る
東黒沢のナメ、森の中をサラサラと流れる。
岩盤の発達した沢筋
コル直前からは笹藪。
ここで他のパーティとも会った。
広河原はビバーク出来るとこが広く有ったが、先行パーティが多く、私たちは歩を先に進めた。ビバークが出来そうな場所が幾つか有るも、広さは有るが高台ではないので増水時は危険ってことでパス。
ナルミズ沢は、とても気持ち良く歩けた。
しかし、水の力で削られた石?岩?の形は見事。改めて、自然の力は偉大だと感じた。
美しいナメやエメラルドグリーンの釜を堪能しながら歩ける。(ややグリーンが薄かった?)
特に難しい箇所はない。
大石沢出合のすぐ上流にテントとタープを張る。
右岸高台でビバーク地を決めた。斜めってるが、何とか4名用テントとタープを張って、ウタコさん食当のきりたんぽ鍋。締めはもっこすラーメン。
どちらも旨い。しかし、食い過ぎである…。
食べて飲んで夜は更けて行く。
2日目
翌朝の食当は私で有るp(^-^)q
4:30に起きて仕度。ご飯炊いて、味噌煮込み・力・月見うどんで有る。
うどんもお餅も重たかった。本音は、私も滑り台参加したかったが…。生卵が割れてしまうので大人しくしていた。
ジャンクションピークに向けて、6:40頃には出発出来た。
ミニゴルジュ
ミニゴルジュの出口
魚止滝
あれは越後烏帽子あたりが見えているのだろうか・・
幾つか二俣に分かれるが、読図は全て任せてしまっている。これは反省で有る。
草原の中をナメとナメ滝が続く。
沢が枯れる前に給水した。
稜線から馬蹄形縦走路までが核心。
濡れた笹藪で足がツルッと取られる。後ろから見てると順番に転んでいくから面白かった。
右手に上越のマッターホルン大源太山と七ツ小屋山
目の前にジャンクションピークが大きい。
特にトラバース箇所は熊笹を引きながらの歩くので、家に帰って大胸筋と上腕二頭筋に鈍い痛みが残っていた。
ジャンクションピークから後を振り返る。越後烏帽子と大烏帽子山
朝日岳山頂
詰めから白毛門までの縦走路において、朝日岳まで20分弱。その先、笠ヶ岳までは小ピークが連続。
途中、両側切れている箇所も何箇所かあったので、ここも注意しながら歩いた。
笠ヶ岳
笠ヶ岳から白毛門までは尾根歩き、眺望が良いので脇見厳禁で有る。正直、浮き石も多いので注意が必要…。私がずり落ちた…。
白毛門からの下りは、特に注意が必要であった。
2日目の工程が長い上に、泳いだりしているから疲労が溜まっており、足を置く位置に気を付けていて、何度か頭をゴンってぶつけた…。痛い。こっちも慎重さが必要であった。
しかし、足への負担が大きく辛かった。参加メンバーに支えていただきながらの、楽しい山行でした。無事に下山出来たことに感謝ですm(__)m