奥利根・雨ヶ立山(奥利根橋から尾根を辿る) 山の会やまづと2020.2
1日目 2/29(土)
タクシーは谷川岳天神平へ向かう道の途中を右に曲がり奥利根へ向かいます。奥利根橋が今回の登山口。日が照って暑いくらいです。
送電鉄塔の点検道なのか、ロープが張ってある場所もあります。
雪は少なめで、雪下の葉っぱで足が滑ります。
藪に阻まれ思うように進めません。苦しい山行の予感、、
850m付近で最初の鉄塔に到着。15万4千ボルトの電圧だそうです。触らないようにしよう、、
地形図を読みながら進みます。送電線はさっき通ったから今はこの辺か?など考えつつ、、
雪が足首まで覆うようになりワカン装着。
雪が締まってないし重たいし、藪は途切れないし、なかなか進めません。
木々の間から至仏山
積雪少なく藪がうるさい
麓から花火の音が聞こえたような。冬なのに花火?
歯磨きガムが意外に良いねーとか話しながら夜は更けていく、、
今日の目標は1319mの先でしたがタイムアップで届かず。1182m手前にテントを張りました。
天気は良かったけれど、雪山の藪漕ぎは時間がかかりますね。
また明日頑張ることにして乾杯
夕食は酒粕鮭汁鍋です。またも白菜持って来すぎた、、ですが美味しく作れました。
米を忘れたので最後は卵とじになってしまいましたが完食。
昨日と違いガスがでて少し寒いです。藪は減らないし雪は昨日より深いし、、相変わらず簡単には進ませてくれません。
2日目 3/1(日)
4時の目覚ましでしっかり起床しました。昨日の遅れを取り戻すため早く出発しなければ、、
朝食はおしるこやパン、ソーセージなどを食べて明るくなった6:30に出発。
ですが鮭鍋で元気を取り戻した一行は力強く進んで行きます。1319mを超えて1436mへ。
昨日この辺まで来たかったけど難しかったね、、
途中からラッセル気味になったので先頭頑張って交代を繰り返しました。
稜線に出ても雪のコンディションは変わらず、一歩一歩を踏み締めて歩きます。山頂は遠いなー
傾斜の強い登りはキツいけど稜線に出ると遠くの山が視界に現れて感動です。
遠くに見えていた山頂が近づいて来ました。
11:20頃、真っ白で丸い山頂です。
達成感バンザイ!
例年に比べて雪が少ないようなのですが雪コンディションで苦戦しました、、登れてよかった
山頂付近で昼ご飯を食べて早々に下り始めます。温泉入りたいからね。
来た道をしばらく戻って1400m付近からエスケープルートを取り板幽沢の左岸を下ります。どこを歩いても雪が重たいです。
途中、沢に降りたり少し登ったりもしながら良い道を探して行きます。足が太ももまで埋まったりして、下りも大変だけど天気は良くなってきた。雪を手に取り喉を潤します。
14:20頃、林道に到着。平坦なところまで下りてきました。何とか15時半には温泉に着きたいね。
ところがこの林道も結構長い道のりだったのです。平坦だけど雪に埋まるし、ワカン取ったら雪出てくるし、着けたら雪無くなるし
トホホ、、
くねくね曲がった林道を歩き続けて16時過ぎに宝川温泉に到着!
だけど有名な温泉は16時に閉まっていて入れませんでした。まあいっか、まるよしさんで温まって帰ろう。
反省点
1日目はワカンの装着に間違いがあり上手く歩けずに体力を消耗。また、グローブを雪で濡らしてしまい2日目にも影響したので気を付けたい。あとは体力、、