奥秩父・鶏冠谷右俣 やまづと2020.8
山の日3連休の初日は鶏冠谷へ。F1の巻きが来るたびに難しくなってきているようです。十数年前までは右側笹藪の中に踏み跡がしっかりついていたのだけど、4年前には笹藪がなくなり、今回は踏み跡もはっきりしない。
ザイルを出して慎重に巻きました。・・・のところで後続3人組が左から巻いて我々を追い越して行きました。
左側からの巻きは、登り口がどうだったのか。上に登ってからは楽そうだったけど。ガリビエールヘルメットおじさんを含む3人組、ベテラン組みたいです。
3段のナメ滝は右側から。ちょっと滑りやすい。
逆くの字ノ滝はザイルを出しました。
屈曲点に長いシュリンゲが垂れ下がっていました。
逆くの字ノ滝を上から見ると、逆が取れてくの字・・・
二俣まで小さな渕状が続きます。
二俣の手前、左側を水に入ってへつります。
二俣に到着、左俣は鶏冠尾根に右俣は戸渡尾根に突き上げます。今回我々は右俣へ。
二俣で少し休んでから、右俣の最初の滝を左側の尾根から踏み跡を辿って巻きました。途中反対側の斜面から声が聞こえる。右側からだと巻くのに苦労しているのかもしれない。
ゴルジュ内に巻き下りて、今度は我々が先行しました。このあとガリビエール組と前へ行ったり後へ行ったり。
ゴルジュ出口の滝が見えました。
右側を中段まで登ります。
シャワーを少し浴びて爽快です。
中段までは階段状です。
中段に登ってから後を振り返りました。
さて、上段の登り、ザイルを出して登りました。スタンスホールドともにちょっと細かい。そして最後は横移動しながらのっこす。
こんなに難しかったかなあ。前に来た時から灌木か丈夫な草か、何かひとつピースがなくなったみたい。
ここが、今日の核心部でした。
ゴルジュを抜けてからも終点予定の40m滝まで小滝が続いて、どんどん高度を上げていきました。
幅広な滝の真ん中を登ります。
ちょっとひと息、森の中の流れが綺麗です。
ゴルジュ内の滝、ちょっとステップが細かいのでザイルを出しました。
ちょっと高さのある滝が見えて。
おおっ、と思ったけど、ここは右端を楽に登れました。
終点の滝はまだかなあ、ちょっと疲れたね。
というところで、やっと終了点が見えてきたようです。
ここまで。まだ詰めと下りがあるけどお疲れさま。
手前の左岸枝沢に戻って、ちょっとだけ枝沢を登って、右の斜面を横移動して戸渡尾根に出ました。
東沢渓谷の入口に戻ってタープを張りました。明日からはメンバーが少し替わって釜ノ沢を遡行します。この3連休のダブルヘッダーのようなものか。体力大丈夫か。