両門滝。この後、雨が降り始め、雷も鳴り始める。高巻き中、沢の水も増え始めたので不安の中必死で斜面を登りました。
結果的にそれほど雨が降られることも雷に怯えることもなかったのですが、、、、

23 日は上空に寒気が流れ込み、地上との温度差が昨日より大きくなる予想。
500hPa と 850hPa の気温差が気象庁の予想では、24 度前後。500hPa で−6°C以下の寒気が入り込んでくる予想。昼から雨の予想+雷雨の確率は高い。

ヤマテンも沢の増水要注意とのこと、ということで早出・早着を狙って新宿に 5 時半集合。夏のゴロゴロは仕方ないとも言えますが。14 時までには広河原つきたいなぁ。

1日目
5:30新宿駅西口集合
ヒビチャさんが遅れると連絡あるもきちんと5:30に間に合っていました。

7:40 西沢渓谷の駐車場出発
まだ朝、早い?為、無料の駐車場が空いていました。ここから出発です。

8:30 鶏冠谷出合
ここで渡渉するので沢装備に準備。ただ、山ノ神までは山道なのでここは裸足で
わたり、登山靴で山ノ神まで行くのが良いと思います。(実際、少しいやらしいトラバースがあるので)
奥秩父の沢登り
2021年山行一覧
山の会やまづと
傾斜がますます急になってきて、小滝を何度も登ります。
沢登り 釜ノ沢東俣(1泊) 山の会やまづと 

日程:2021 年 7 ⽉ 23 ⽇から 24 ⽇ 

メンバー:ヒビチャ(L)、ウタコ、ライジー、ベイサン(文) 目的:泊まり沢登り

巻途中、左にナメ滝を見ながら。
9:40 木賊沢と出合

最初5m くらい登って途中木賊沢を横切り真ん中の尾根を斜めに登り隣の本沢沿いに20m のナメ滝を高巻ました。踏み跡はしっかりついているので、間違って木賊沢をつめないように。。。
傾斜が急になってきて岩も大きくなってくる。

しばらくすると2段の滝20mぐらい?1段目は左斜面から小さく巻き気味に登り、そこから滝を横切り、今度は右斜面から巻きました。
13:30 広河原(テン場)
ほっと一息。ただ、誰もいない。
お決まりの場所 2
ヒビチャさん、もう少しでドボンだったね
10:22乙女の滝
途中にあるいやらしいトラバース
後はナメ滝を登り、急な登りを詰めるとポンプ小屋に出ます。
ベイサンがばてる。

ポンプ小屋で 10 分ほど休憩し、甲武信小屋まで踏み跡を登りました。
しんどかったけど、寒かったけど、沢満喫しました。
それにしても体から発せられる沢臭い、やばかったです。。。

<行動の記録>
1日目
7:40⻄沢渓谷無料駐車場
8:30 鶏冠谷出合
9:45 山ノ神
10:22 乙女の滝
11:00 ⻄のナメ
11:45 魚留の滝
12:14 野猿の滝
12:40 両門滝
13:30 広河原
2日目
7:17 広河原出発
9:40 木賊沢
10:45 甲武信小屋
11:24 甲武信岳
13:40 徳ちゃん新道分岐
15:38 近丸新道登山口
16:00 ⻄沢渓谷無料駐車場

歩行時間:15 時間 48分
水平移動距離 20km
累積登り:2955m
累積降り:3055m

<反省点>
・軽量化(重いと動けなくなってくる)
・歩くペース(メンバーのペースを考える)
・焚き火の風の通り道を確保(焚き木で塞がない)
11:24 甲武信ケ岳 頂上
10:45 甲武信小屋
沢装備解除し荷物をデポして、甲武信ケ岳頂上へ
7:17 テン場出発
しばらくは沢沿いの森の中を行く。

だだっ広いので地図で居場所を確認しながら進みます。積極的にウタコさんが地図を見ていました。
甲武信ケ岳2475m まで2日目はつめないといけません。1680m 付近なのであと800m ほど登ります。

結構、辛い。
2日目
朝はライジーさんのフォーから始まりました。朝に暖かい麺系はいいですね。
夜はとても寒く、息が白かった。シェラフカバーだけのウタコさんとライジーさんには辛い夜となりました。
晩ご飯は、ヒビチャさんのルーローハン
タープを張って寝床を確保。あまりにも有名な宿泊場所のせいか、焚き木が全然見つからなかった(次からは 30 分ぐらいさらに登ったところが良いかも)。

時折雨と遠くに雷の音が聞こえるが 16 時くらいからは雨も雷も無くなりました。16 時ぐらいにソロの人に会い、17 時ぐらいにカップルが横を通り過ぎて行った。
ここから雨が降り始める。雷も少しなっている。水量も多くなり不安になりました。もう少しでテン場なのに。。。

両門の滝は左岸を巻き、沢を渡って次の滝は右岸から巻きました。雨あしも強くぐずぐずの斜面になる前に高巻きたい!ペースが早くなります。

高巻き途中に滝を写真におさ めた。

水量が増え、迫力がましていっている様に感じた。

しばらくすると雨も収まって、雷もどこかへ行 ってしまった。
12:40 両門の滝到着
野猿の滝は左岸から巻きます。
千畳のなめ(お決まりですね)
11:45 魚留の滝
ひょんぐっていて迫力あり。ちょっと怖いぐらい

東のナメをすぎ、西のナメをすぎ、金山沢との分岐で釜ノ沢へ入るとすぐに魚留の滝が現れる。水量が多く迫力がある。

右岸を高巻くが草付きまでが手がかり少なくて少し難しい。ライジーさんが先に行ってお助け紐を出してくれた。
お決まりの場所 1
途中ちょっと泳いでみたり。これで臭くなるのですが、、、
9:08ホラ貝ゴルジュ

沢沿いの明瞭な踏み跡を行くとホラ貝ゴルジュの入り口に降り立ちます。

泳ぐヒビチャさん。ここで1本取ります。

ここからまた急な斜面を木の根っこを掴んで登り、ホラ貝ゴルジュを高巻きます。ここの斜面が結構しんどい。重い荷物がこたえます。

9:45山ノ神 

ここからちょっと行ったところで沢に入ります。