奥多摩・小坂志川湯場ノ沢 2021.10 山の会やまづと
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2021山行一覧
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二人の世界、地図読みは周りにも気を配ろう。
山粧う季節、しとやかに、しなやかに歩きたい・・・。
「穴があったら入りたい」
「あっ、おとうさん」
「青いロープで結ばれて」
「クドミ喧嘩売ってるのか」
「6時下山常習、2時下山やればできるじゃないか」
合言葉候補、まるで流行語大賞の最終候補みたいで笑いました。すでに落選した流行語には、こんなのもあったかなと思い出してます。
・タクシー、タクシー
・夏と違い絶対落ちたくない
・沢靴可愛い
・言わないで、新茅ノ沢
・岩に正体、足裏全部つける
・いじられても怒らないよ
・生藤山じゃなかった
・工藤山
・ランドネみたい
・甘草水
・これ三つ葉?
・かしわのどんぐりない?
・お姉さんの案山子を撮りたい
・牡蠣食べたい
・登山後ピザ食べる?
(普通に食べると思う、笑)
・お客様もう少しお静かに
(お店では酔っぱらい、色々余計なことを言ったりやったりして反省です)
明るいうちに下山でき、沢も山も気持ちよく歩け、牡蠣にアルコールがすすみます。クドミさんは熱燗、キキはノンアルコールハイボール。親分とN氏のテーブルから大きな笑い声が聞こえます、「お客様もう少しお静かに!」店の方からのご注意。店を出るときれいな雲。いい一日の日が暮れたのでありました。沢ではN氏、山ではクドミさん、いいペースを作ってくれました。ありがとうございました。帰の電車で久々に見た、真っ赤になって船こぐ親分にも感謝。』
「牡蠣食べて帰ろうぜ」やまづと得意の下山はスタコラサッサ。目の前に人参ならぬ牡蠣。目指すは上野原駅最寄りの一福食堂。
石楯尾神社のある里山はミカン、かりんに柿、ユニークな案山子。親分一目惚れのご様子で「お姉さんの案山子を撮りたい」と駄々をこねておりました。途中食堂予約の電話ではすでに満席だと言われたのですが、あきらめ悪く体当たりを敢行。結局一席分離れましたが、22テーブルで牡蠣を堪能しました。
沢登りは「味へんがあっていいね」とN氏。正午前には沢登りから山歩きに装備交換、生藤山(990)へ。展望は一つ手前の茅丸(1019)のほうが良いですね。富士山を拝めました。登頂証拠写真にはお約束の「〇藤山」、勝手に山を作りました。
『天候に恵まれて、軽快な沢登りと稜線歩きを楽しんできました。とりつきまでの林道歩きや詰めの長さは短く、優しくここちよい渓相でした。
沢床や水面に太陽の光はきらきらとゆらゆらと、前回の山行よりも紅葉は進み、山の中は目にもまぶしい黄金色でした。
ゴルジュに、滝に、釜、どれも沢屋を怖がらせるサイズではありません。ザイル使用無し。が、やはり落ちると寒い。だからこそ必死になって突っ張って、へつって、いっしょうけんめい遊びました。
写真への合言葉候補が物語る笑いの数々…感じ取っていただけますでしょうか。
「6時下山常習、2時下山やればできるじゃないか」できるんです、われわれ。朝は710分武蔵五日市駅発のバス乗車予定。N氏とキキは現れず、電車内で地図読みに夢中。気づけば電車は立川駅へ逆戻り。慌てて武蔵増戸駅からタクシーで親分とクドミさんをピックアップしました。「穴があったら入りたい」一日のはじまりです。
落ちたくないぞ動画
それでもバス到着に追いつきました。学生ワンゲル集団とおなじ沢を目指します。平均年齢、もしかしたら倍以上、こちらも負けじとスピード上げて林道を歩きました。
「あっおとうさん」狭い世界です、若人の一人がつぶやきました。N氏息子さんの同級生。まさかっ?!先に入渓したのは彼らでありましたが「今日は確保の練習」と、小滝でわれわれが抜きました。
ワンゲル部員を含めこちらメンバーも見上げる中(心配する中)N氏、滝を登攀、美しく成功。「おとうさん」の貫録を見せつけました。「岩に正体、足裏全部つける」その後、親分から基本を繰り返し教わりました。