すっかり春山の景色に入り、また花や山菜を見て楽しみながら下山したのでした。
下山後に、檜枝岐で食べた蕎麦も美味しかった。
思い出に残る残雪の春山山行になりました。また会津の山へ来れますように。
下山は速いのでどんどん高度を下げる。
ブナの芽吹きから新緑まで変化を見ることができて楽しかった。
途中で少し傾斜の強い箇所もあった。
後で聞くと前日まで三日連続で滑落事故が発生していたようです。注意しないといけない。
下山開始して駒の小屋を通過。この時期は営業しているようでした。
時間もあるし風も強くないので、予定どおりザックを山頂に置いて中門岳まで行ってみることにした。
がんばって歩いて来ました 会津駒ヶ岳記念写真
夕飯は豚肉とキャベツのお鍋。ラーメンも美味しかった。
この日は月が出てきたようで昨夜よりは星が小さい。
頑張って持ってきたお酒をちびちび飲みながら、おやすみなさい。
三日目(5月5日)
(行程:幕営地〜会津駒ヶ岳〜中門岳(往復)〜駒の小屋〜滝沢へ下山)
美味しいオレンジをいただいて、休憩してから再び稜線歩きへ。
この日のうちに大戸沢山は超えておきたい。
記念写真 窓明けのポーズ?少し風もあって気持ちの良い山頂。
奥がこれから向かう三岩岳
少しずつ高度を上げて、窓明山手前は少し急登になる。アイゼンは付けていて正解でした。樹林帯を抜けて、窓明山には1時間ほどで着いた。
西側の展望が一気に開けて、越後駒ヶ岳が格好よく見えた。
3時半過ぎに起床。我々にしてはがんばった。朝ごはんはかぼちゃ雑炊。
今日も頑張って歩くぞ。
夜ご飯は豚キムチ鍋。
新月だったのか、星が大きく輝いて見えました。おやすみなさい。
二日目(5月4日)
(行程:幕営地〜窓明山〜三岩岳〜大戸沢山〜駒ヶ岳手前に幕営)
歩きながら採ったコシアブラをウインナーと炒める。最高に美味しい。
436地点の少し先に平坦で広いブナ林を見つけた。
整地しなくてもテントが張れる、絶好のテント場でした。
山頂にはテント場から30分ほどで着いた。展望が開けて遠くの山々が見えます。
この日も3時半に起床。朝ご飯はめずらしくフルーツグラノーラ。
5:45頃に出発、左手に燧ヶ岳と至仏山。
テーブルも作って乾杯。夕飯まで時間もあったので仮眠する人も。
雪の稜線をゆっくり歩こう、と思っていたけど日差しが結構強いなあ。
途中には雪面が割れて崩れかかっているところも。気をつけながら進む。
ビール持って来すぎか?これも楽しみの一つですからね。
標識は見つからなかったけど、ここが大戸沢山の山頂だろう。お疲れさまでした。
疲れたので大休止。奥に日光の山々も見えています。
いったん下ってからの登り返し。あともう少しだ。
この辺はみんな辛そうだった。
下った後の登り返しが辛かった。
新緑が素晴らしい。
最初からけっこうな急登 ゆっくり登る。
<山行レポート 会津駒ヶ岳>
一日目(5月3日)
(行程:小豆温泉バス停〜窓明山登山口〜巽沢山〜1436地点を超えた尾根上に幕営)
会津高原尾瀬口から1時間バスに揺られて小豆温泉で下車。
小豆温泉から少し歩いたところにある登山口から山に入った。
さあ、名残惜しいけど戻ろう。燧ヶ岳を眺めながら駒ヶ岳へ戻る。
本当に天気が良くて眺めは最高だった。
右手に前日に登ってきた三岩岳とぐるっと歩いてきた稜線、正面にかつてやまづとで歩いた朝日岳から丸山岳の山の連なり、左奥には、越後駒ほか越後の山々、その手前には奥只見湖を望むことができました。
左奥が大戸沢山 その先の駒ヶ岳まで見えている。
裏越後の山々が元気づけてくれる、のだけど日差しとザックの重みで疲れが増します。
残りはおひたしに。これまた美味い。
家向山の分岐まで登ってきた。展望の良いところで記念写真。向こうの山は、明日辿る三岩岳です。今日はもう少し先まで行こう。
大戸沢山からもう少し進んで駒ヶ岳手前の樹林帯にテントを張った。
会津駒ヶ岳がもう目の前です。
11時頃に三岩岳に到着。
アイゼンを付けて6:15に出発。
巽沢山を過ぎ、辺りは雪道になって、休憩をとりながらゆっくり登る。この日はアイゼンは使いませんでした。
登山道の脇にコシアブラを見つけた。それもけっこう沢山あるぞ。
収穫しながら登ってゆく。