奥多摩・ハンギョウ尾根 2023.4 やまづと

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2023年山行一覧
季節を行き来して、春を感じた山行でした。
滝入り峰の先で一般道と合流すると、あとは暗い植林の森をただひたすら下るだけ。ここは単調ですね。

下りきったら目の前がバス停。バス停付近はやっぱり緑が濃くなっていました。
高度を下げるに連れ、冬枯れから新芽が芽吹き、若葉が目を出し、ツツジと共に一面の新緑になりました。

ちょうど滝入り峰あたりがツツジの見頃です。いちいち立ち止まっては綺麗だねぇと声をあげます。今年の新緑は2週間は早い気がしますが、どうでしょうか。
帰りは通い慣れたヨコスズ尾根です。

昨年は自信たっぷりで地図もコンパスもザックの中に入れたまま登山道から外れた尾根筋に入り、見事に間違うという失敗をしてしまいました。今年はちゃんと地図を見ながら歩こうというのが目標です。
天目山頂上には二人連れの女性がいて、一人は全身新品の山道具。初めてでこれだけの標高差を登ってくるのは辛かっただろうな。でも、その割には元気そうだったな、体力のある人なんでしょうね。
長沢背稜につくと「板形の頭」との看板があります。

ハンギョウの漢字を初めて知ったな。

振り返ると右手は石尾根?正面は大岳山?もちろん左手は天目山と下りに使うヨコスズ尾根が見えます。頂上近辺はまだ新緑にもなっておらず、春を待ちわびている木々がたたずんでいました。
作業道のまき道もあり、とっても歩きやすい。

ちょうどハンギョウ尾根の中間地点で急登がありますが、そこを登ればあとは歩きやすく気持ちい森に包まれながらのハイキング。
ハンギョウ尾根の取り付きは、階段があってはっきりしていてわかりやすい。例によって取り付きは急登ですが、踏み跡もしっかりしており、これなら迷うこともありません。
今回は、小川谷第一弾ということで、ハンギョウ尾根を登りヨコスズ尾根を下ります。気心の知れたメンバーですので、のんびり歩きたいと思っていました。

東日原に着くと、もう緑が濃く新緑という感じじゃありません。あれぇ、ずいぶん早いねぇなどといいながら、少し当てが外れた感じがしています。

小川谷の入り口の看板を目にすると、ここが小川谷かと改めて感動。今年は何度もこの看板が見たいな。
植林は控えめ。自然林は広がる。だんだんと濃い緑から黄緑色、木漏れ日と新緑、それと山桜が満開。
山を始めたころからあこがれていた小川谷へ行ってきました。ずっと通行禁止でしたが、最近通れるようになったようです。
全員体調も良く、最後まで巻こうかどうか悩んでいた天目山にも全員一致で行こうということになりました。

天目山は馬酔木がいっぱい咲いています。初めてじっくり見ましたが、馬酔木も綺麗ですね。