和名倉沢 202305 やまづと
2023山行一覧
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ながーいトラバースと急な降りを 3 時間ほど頑張る(CT は 4 時間以上)と吊り橋のゴールに辿り着きました。そこからの150m ほどの車道上りは応えましたが、達成感ある沢登りでした。
最後の大きめの滝。左岸巻きする。高度感あるがとても簡単。
斜面がたってきて途中からロープを出す。2P目、トラバース気味に斜上して右の尾根に逃げると赤テープ発見。小さく巻こうと左ばかり見ていたが、右の尾根に早め出るのが正解だったようだ。

大滝を巻くとテン場適地がありましたが、もう少し遡行を続けます。
40m 大滝。大迫力。左岸にはガレガレルンゼ。そこを使って巻きます。
「通らず」と呼ばれる連瀑帯。右岸から巻く。
小さく巻いたり登って越えたり、次々と滝が出てきます。
しばらく行くと弁天滝15m。左岸から巻きます。夏なら登れる?簡単に巻けました。
去年から狙っていた念願の和名倉沢を遡行できました。

今年初の泊まり沢とし ては、距離としては25km 以上、高さ2000m 以上登って下るというなか なかタフなコースでした。

山奥深く苔多い自然豊かな沢で
が降ったあとだと もっと苔が⻘⻘していて綺麗だろうと感じました。⼤⼩様々な滝がたくさんかかり、ちょっといやらしい巻きも多く、沢も下いので、感覚的には2 級に上がつく感じがしました。なんといっても焚きは沢泊まりの醍醐味。を囲みながらゆったりと過ごす時間は最でした。
奥秩父の写真
ガレガレの急登を進むと林の中に迷い込む。坂が緩みしばらく進むと和名倉山(白石山)の山頂でした。
苔の綺麗な 3−4m 滝が続く。どんどん高度を上げる。
初っ端のトイ状の滝。左壁を登るがとても悪い。フィックスロープがなかったらかなり難しかっただろう。2日目いきなりの悪路で心拍が一気に上がりました。

次に2条3mドボン。(右)右壁登るのだが結構悪かった。そしてその奥にあった8m滝の巻きがガレガレ急登でさらに悪く、ロープを出した。
夜は麻婆豆腐+焼物(ナス、ソーセージ)、朝は豚の角煮炊き込みご飯。
深夜はやはり少し気温が下がりシェラフがあっても少し寒かったです。ただ、この時期としては温かったと思います。
奥に大きな滝が見え、また、泳がないといけないので右岸から巻く。巻いた後12m 滝。こちらも登れないので右岸から巻いた。どちらも下降がとてもいやらしかった。

何個か滝を超えると1370m付近のテン場候補に辿り着いたのでそこで 1 日目の遡行を終えた。
4m滝。胸までつかりました。やっぱり冷たい。
トイ状7m、幅広3m。簡単に越えていきます。本当に滝が多いです。
まだまだ滝は続きます。15m滝は右岸巻き。7m滝は小さく右岸を巻いて途中トラバースして水流に近づきそのまま登る。
次の3m滝は右壁が登れそうだが、泳いで取り付かないといけない。取り付いても手がかりなさそう、とても滑っていそう、ということで左岸から巻いて右壁下に戻る作戦。だが、左岸のガレが非常に悪く緊張した。ある程度登るとトラバースしてそこから懸垂して右壁下まだおり、3m 滝を越えた。
危険なところにはトラロープ。踏み跡明瞭で難しくはない。

通らずを超えると40m の大滝が待っていました。
(右)巻き途中から。
その後はナメの小滝が続き癒されました。
登れない6m滝。左岸から巻きます。
4mの滝は簡単に右岸巻き、続く S 字の滝は登りました。そうすると少しの間河原歩き。天気良すぎて暑いくらいです。ただ、水は冷たい。
入渓してすぐに登れない滝。右岸から高巻く。いきなりこれか。。。高度感があり、初っ端からこれは少し刺激的。鼓動が一気に高まった。