南大菩薩・石丸峠~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~黒岳~湯ノ沢峠 2023.6
今まで、がむしゃらに登るだけの登山をしていましたが、今回の体験山行では咲いている花に目を向け、鳥の鳴き声に耳を澄まし、山の楽しみ方を教わりました。

自己流登山では決して行けないであろうコースであったり、靴ひもの結び方から始まり、読図しながらの本格的な山の歩き方まで一からたくさんのことを学ぶことができました。

何より山岳会の皆様が一緒に登ってくださる安心感もあり本当に楽しくて有意義な山行でした。

もう普通の登山では物足りなくなってしまいます。きっと私と同じ様に体験に参加してみたいけど躊躇してしまっている方がいると思いますので、少しでもそういう方の参考になればと思い簡単な感想ながらも書いてみました。
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2023山行一覧
動画、湯ノ沢峠への下り、峠付近のエゾハルゼミの大合唱
ヤマツツジの朱
最後にご褒美のような白谷ノ丸の草原
黒岳を下った鞍部、カエデの森があります。
黒岳山頂、あっ見えた。いままで山頂ごと休憩ごとに地形図の見方を教わっていたのだけど、ここで初めて等高線の意味が見えました。感動だよね。
動画メボソムシクイのさえずり
そこに見えていた黒岳が遠い。
樹林と草原が交互に出てくる尾根を牛奥ノ雁ヶ腹摺山に向かいます
小金沢山から富士山が見えました
ところどころにミツバツツジが満開です
小金沢山の登り
レンゲツツジかな。生きている枝がこれだけ・・・
雲の中に南アルプスがちょっとだけ見えました
ガスがかかる小金沢山
石丸峠の草原
まずは地形図の見方から、この尾根の脇を登ってトラバース、まだ等高線が見えない・・・
ホトトギスが鳴いています。ウグイスではないよ。
バスを小屋平で降りると、エゾハルゼミの大合唱に包み込まれました。
思いがけず最高の天気に恵まれ、よく歩いた一日、心地よい疲労感で帰路につきました。

振り返ると、きつい中にもたくさんの笑いがあり、自然の素晴らしさに感動したあっという間の一日でした。

以前よりやまづとのHPをよく見ていたものの、初心者の自分にはとても敷居が高く体験になかなか申し込むことができずにいましたが。

思い切って参加させていただき本当に良かったです。
山に来たら「山の水は飲め」と先人は言っておりました。湯ノ沢峠避難小屋の下の水場です。冷たくてとてもおいしい水でした。天目山温泉まで、ここからも沢沿いの登山道と林道歩きが長かった。

お疲れさま。
昔、じゃりン子チエちゃんのおばあはんは、チエちゃんが山の遠足に行くときに、「クマに会ったら死んだふり、イノシシにあったらジグザクに走って逃げろ。」と教えていました。死んだふりは間違いらしいけど、ジグザグに逃げろはどうなんだろう。
バスガイドさんから教わったのだけど、クマに出会ったときは、「私が守ってあげるから、あなた(たち)は逃げて。」って言えば良いんだって。クマは動いて逃げるものを追いかける習性があるらしい。だけどそこまで冷静になれるかなあ。
動画カエデの森を歩く
ヒラタケ見っけ、収穫お持ち帰りです。
エゴノキの花が満開でした。
鞍部からの登り返し、シダのきれいな登り道です。
黒岳に向かう尾根に戻って、この先鞍部に下ります。
長い山名の牛奥ノ雁ヶ腹摺山から黒岳に向かいます。ここでスズ昆へ下る道に20~30m引き込まれました。向こうに黒岳が見えていたからすぐに気がついたけど、樹林の中だったらどうだったのだろう。計画書にエスケープルートとして記載していたのに、誰の意識にもなかった。山頂で地形図を広げて地図の読みからをやっていたのに、このコースがあることを誰も意識していなかった。当然分岐があったはずなのに、誰も見ていない。
日本一!!「ウシオクノガンガハラスリヤマ」
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