相州アルプスは東丹沢のはずれ、修験道の山です。それを知ったのは最近のことで、何てことはない地元の里山。

やまづとの皆さんを連れて行くまでもないと思っていたのですが、ヒコショさんが行ってみたいと言ってくださり、計画を出したところ、メンバーが集まり7名で行ってきました。

何てことはないくせに、途中ロープ一本たらりと垂れてる急登や、痩せ尾根の鎖場など危険なところがあるので、少し心配してました。

当日は曇り、ポツポツ小雨が降ってくるあいにくの天気。

最初の清川村から入る尾根は左に清川村を見下ろしながら遠くには大山が見える気持ちのよい明るい尾根ですが、大山は雲の中で見えず。

途中、木の幹に熊の爪の跡や大きな熊棚があり、随分低い位置にある。木登りの下手な子熊かな。

冬毛のモフモフの猿の軍団も目撃、隣の高取山の採掘場の爆発音に驚いて逃げていきました。

地図にはありませんが、327m地点は「秋葉山」、464mは「煤ヶ谷高取山」というそう、子供が書いたようなかわいい手書きの看板がかかってました。

心配していた華厳山の手前の急登、皆さんワシワシと登って華厳山到着、さすがです。

下っては登り経ヶ岳。ここからの大山や丹沢の山々の眺望がよいのですが、全く見えず残念。

半原超えまで下ってはまた登り、仏果山へ続く痩せ尾根はガスがかかって真っ白、空中の尾根のよう。鎖場も難なく超えて仏果山へ到着。小雪から雪となり寒い！頂上にお地蔵さんが複数いらっしゃって、素朴でかわいい（合掌）。仏果山登山口のバスが１時間後、のんびりする暇もなく足早に下山、バスに間に合いました。

バスを途中下車して、別所温泉で冷えた体を温め、生ビールで乾杯。

本厚木駅で名物のホルモン”シロコロ”食べて帰りました。

今回は景色を楽しめなかったので、天気がよい日にまたリベンジしたいと思います。