乗鞍岳 2024.2 やまづと

隣のテントからも笑い声が聞こえる。明日は下山だけっていうのが気が楽でお酒も進む。
これがテント泊の醍醐味だよな。外に出れば、夜空に浮かぶ剣ヶ峰とテントの光景に静かな感動を覚えた。

夜中は強風でどうなるかと思ったけど、朝には収まっており、終始降雪はしていたものの駐車場までサクッと降りる事ができた。
私の一番苦手なツボ足での下山だったけど、積雪のおかげで歩きやすく、若干コツを掴めたような気がした。
何回か滑って尻餅をついてしまったけど。。


こうして今回も無事に楽しく登頂できたことに感謝!!
ご一緒いただいたみなさま、車を出していただき、長い道のりを運転してくれた方々、
本当にありがとうございました。お疲れさまでした!!
また、よろしくお願いしますー

下山は、朝日岳をトラバースして肩の小屋へ。凍った急傾斜のトラバースは緊張が走るも無事に通過。

位ヶ原辺りで休憩を取ろうとのことだったが、前日の二日酔いの影響がここで悪さを始める。。
休憩組とトイレ組に分かれて、幕営地まで下山。16時過ぎには戻って来れた事と、間に合った事に安堵の一息をつく。
トイレから戻ると、みんなも戻ってきており整地を始めていた。

みんなで協力すれば設営も早く、あっという間に設営完了。持ち寄ったビールで祝杯を上げる。
それからチームにわかれて、宴会だ!お互いのテントで差し入れしたり、食事を楽しんだ。

「えへへ、みんな笑ってくれてる。。うれしいな。」

剣ヶ峰では流石に風が強かったが、風よけの祠に避難しつつ、記念撮影。

最上部のリフトを降りたら、レイアリングを整え、いよいよ登山開始!
ソンシーリーダーのもと、まずはツボ足で。ツボ足に不安のある私は、よいトレーニングになった。

直前に降り積もった雪の下に硬い層があるものの、雪は締まっており歩きやすい。
トレース以外は踏み抜く箇所もあったけど、ワカンは下山まで使用しなかった。

急登もステップのおかげで、滑ることなくツボ足でクリア。本日の幕営予定地点の2300m付近へ到達。
ここで、テントや不要な荷物をデポし、身軽な装備で剣ヶ峰(乗鞍岳)を目指す。アイゼンも装着した。

森林限界を超えた辺りの位ヶ原では、通常なら強風のところがほとんど無風。青空には幾筋もの飛行機雲が交差していた。

地図を見ながら、あれが朝日岳でその隣が剣ヶ峰だねななんて話しながら、振り返れば八ヶ岳・南・中央アルプスが雲海から覗かせていた。

肩の小屋を過ぎた辺り、朝日岳の取り付きで小休止。向こう側には白山が見えた。肩の小屋の奥には穂高連峰も!!
槍ヶ岳・西穂・奥穂・前穂・岳沢・燕が全部見えた。ベイサンたちが登ってる霞沢岳はあそこら辺かななんて話ししたりしてね

2024年2月24日~25日 乗鞍岳

3連休の後半2日で乗鞍岳テント泊へ。連休初日に準備できる事がありがたい。
おかげで前日に飲み過ぎてしまい、完全二日酔い。。準備が全く進まない。。(泣)


今回は、男性4名、女性4名の計8名パーティ。男性チームと女性チームにわかれてテン泊する。
私は、女性チームの食当を任されているため、準備をしないわけにはいかない!
美味しいご飯でみんなが笑ってくれたらうれしいな。やっとの事で準備が終わり就寝。

次の日、早朝からセイメーさんが車でみんなを順番にピックアップ。
朝の早い時間から本当にありがとうございました。
途中で運転を交代しながら、前乗り組とスキー場の駐車場で合流する。

スキー場のリフトで途中まで上がるのだ。しかも、昔ながらの安全バーもない2名乗りリフトで。。
テン泊装備の重たいザックを抱えて、無事に乗れるのかしら?
1名ずつ順番にリフトに乗っていく。先に乗った先輩のリフトはブランコ並みに前後に揺れていた。

「おぉ・・大丈夫かな・・??」

若干不安を抱えつつ、よかった!無事に乗れたぞ!ちょっと安心するも、降りる時こそ少しコツがいる。
前に進むのではなく、左足を軸に横に逸れるとのこと。焦って滑りそうだけど、ここも一応クリア。
3本ものリフトを乗り継いで、最終リフトの上まであがる。
その途中、曇り空の下界から雲を抜ければ、そこは晴天。振り向くと一面に雲海が広がっていた。
これは、シャッターチャンスだぞ!とばかりに、携帯を取り出そうとしたその瞬間、、
アオボーは手袋を落としたのでした、、(笑) ありり、、

北アルプスの写真

ここから朝日岳までは凍った斜面を登る。しっかりアイゼンとピッケルを突き刺して、慎重にゆっくり進む。

他の登山客はトラバースをしていくが、私たちパーティは直登した。核心部を過ぎて、朝日岳登頂万歳!!
心地の良い達成感に包まれる。

2024山行一覧
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2024年2月24日~25日 乗鞍岳

3連休の後半2日で乗鞍岳テント泊へ。連休初日に準備できる事がありがたい。
おかげで前日に飲み過ぎてしまい、完全二日酔い。。準備が全く進まない。。(泣)


今回は、男性4名、女性4名の計8名パーティ。男性チームと女性チームにわかれてテン泊する。
私は、女性チームの食当を任されているため、準備をしないわけにはいかない!
美味しいご飯でみんなが笑ってくれたらうれしいな。やっとの事で準備が終わり就寝。

次の日、早朝からセイメーさんが車でみんなを順番にピックアップ。
朝の早い時間から本当にありがとうございました。
途中で運転を交代しながら、前乗り組とスキー場の駐車場で合流する。

スキー場のリフトで途中まで上がるのだ。しかも、昔ながらの安全バーもない2名乗りリフトで。。
テン泊装備の重たいザックを抱えて、無事に乗れるのかしら?
1名ずつ順番にリフトに乗っていく。先に乗った先輩のリフトはブランコ並みに前後に揺れていた。

「おぉ・・大丈夫かな・・??」

若干不安を抱えつつ、よかった!無事に乗れたぞ!ちょっと安心するも、降りる時こそ少しコツがいる。
前に進むのではなく、左足を軸に横に逸れるとのこと。焦って滑りそうだけど、ここも一応クリア。
3本ものリフトを乗り継いで、最終リフトの上まであがる。
その途中、曇り空の下界から雲を抜ければ、そこは晴天。振り向くと一面に雲海が広がっていた。
これは、シャッターチャンスだぞ!とばかりに、携帯を取り出そうとしたその瞬間、、
アオボーは手袋を落としたのでした、、(笑) ありり、、

最上部のリフトを降りたら、レイアリングを整え、いよいよ登山開始!
ソンシーリーダーのもと、まずはツボ足で。ツボ足に不安のある私は、よいトレーニングになった。
直前に降り積もった雪の下に硬い層があるものの、雪は締まっており歩きやすい。
トレース以外は踏み抜く箇所もあったけど、ワカンは下山まで使用しなかった。

急登もステップのおかげで、滑ることなくツボ足でクリア。本日の幕営予定地点の2300m付近へ到達。
ここで、テントや不要な荷物をデポし、身軽な装備で剣ヶ峰(乗鞍岳)を目指す。アイゼンも装着した。

森林限界を超えた辺りの位ヶ原では、通常なら強風のところがほとんど無風。青空には幾筋もの飛行機雲が交差していた。
地図を見ながら、あれが朝日岳でその隣が剣ヶ峰だねななんて話しながら、振り返れば八ヶ岳・南・中央アルプスが雲海から覗かせていた。

肩の小屋を過ぎた辺り、朝日岳の取り付きで小休止。向こう側には白山が見えた。肩の小屋の奥には穂高連峰も!!
槍ヶ岳・西穂・奥穂・前穂・岳沢・燕が全部見えた。ベイサンたちが登ってる霞沢岳はあそこら辺かななんて話ししたりしてね。

ここから朝日岳までは凍った斜面を登る。しっかりアイゼンとピッケルを突き刺して、慎重にゆっくり進む。
他の登山客はトラバースをしていくが、私たちパーティは直登した。核心部を過ぎて、朝日岳登頂万歳!!
心地の良い達成感に包まれる。

剣ヶ峰では流石に風が強かったが、風よけの祠に避難しつつ、記念撮影。
下山は、朝日岳をトラバースして肩の小屋へ。凍った急傾斜のトラバースは緊張が走るも無事に通過。

位ヶ原辺りで休憩を取ろうとのことだったが、前日の二日酔いの影響がここで悪さを始める。。
休憩組とトイレ組に分かれて、幕営地まで下山。16時過ぎには戻って来れた事と、間に合った事に安堵の一息をつく。
トイレから戻ると、みんなも戻ってきており整地を始めていた。

みんなで協力すれば設営も早く、あっという間に設営完了。持ち寄ったビールで祝杯を上げる。
それからチームにわかれて、宴会だ!お互いのテントで差し入れしたり、食事を楽しんだ。

「えへへ、みんな笑ってくれてる。。うれしいな。」

隣のテントからも笑い声が聞こえる。明日は下山だけっていうのが気が楽でお酒も進む。
これがテント泊の醍醐味だよな。外に出れば、夜空に浮かぶ剣ヶ峰とテントの光景に静かな感動を覚えた。

夜中は強風でどうなるかと思ったけど、朝には収まっており、終始降雪はしていたものの駐車場までサクッと降りる事ができた。
私の一番苦手なツボ足での下山だったけど、積雪のおかげで歩きやすく、若干コツを掴めたような気がした。
何回か滑って尻餅をついてしまったけど。。


こうして今回も無事に楽しく登頂できたことに感謝!!
ご一緒いただいたみなさま、車を出していただき、長い道のりを運転してくれた方々、
本当にありがとうございました。お疲れさまでした!!
また、よろしくお願いしますー