丹沢・雨山峠から鍋割山 2024.3 やまづと

今回は、体験2名を含む総勢11名で鍋割山に臨む。

実は私を含むそのうち7名は、同日に別の山行(沢登り)を予定していたのだが、直近の雪の影響で中止になり、こちらの山行に合流させて頂くことに。

(ピイマン親分、急遽7名も受け入れて頂き、ありがとうございます!)



ピイマン親分の山行は、普通の登山道は通らないよと事前に聞いていたが、今回もヤマレコには出てこないようなルートを辿る。

途中、寄大橋〜雨山峠までのトラバースが結構な急斜面らしい。しかも雪が残っていれば危険度は更に上がる。

人数も多いので、今回ルートどうしようかと前日議論が交わされるが、いざとなれば先輩方がロープを出してくれるということで、当初予定のプチバリエーションルートで決定に。


前日からドキドキワクワク。やまづとに入る前だったら絶対選べなかったルートを辿れるのも、山岳会の醍醐味だ。



当日集合場所の新松田駅に着くと、乗る予定だったバスが来ないと。

どうやら事前に確認していた時刻表が10年前のもので、発着時間が間違っていたらしい。意外とお茶目なピイマン親分(笑)。

計画を変更し、タクシーで登山口(寄大橋)へ向かう。

でもタクシーに変更して良いことも。元々はバス停から登山口まで、舗装路を50分ほど歩く予定だったが、タクシーだとその分を短縮できるのだ。



登山口の寄大橋に到着すると、予想に反して雪が全く無い!

「普通の春の麗らかな山行ですねー」なんて語りながら、登山を開始。

軽い渡渉を繰り返しながら、気持ちの良い沢沿いを登っていく。

登山道は意外とそれなりに整備されていて、ザレたトラバースも鎖が掛かっているので安心して渡れる。

途中からちらほら残雪も見えてきて、なにか動物の足跡も。野生の狸か、ペットの犬か。

あせびという花のつぼみも見え、春の訪れを告げる。漢字だと馬酔木と書き、葉っぱに毒があり、馬が食べると酔っぱらったようになるらしい。


特にロープを出す必要もなく、無事に雨山峠まで到着。

「ラッセルを予想してたんだけどねー」と若干の肩透かし感(笑)。

それでも快晴の中、どっしりと雪を携えた富士山と丹沢の山塊、遠くに南アルプスも見え、早春の山々を堪能する。


山頂に到達すると、雪面に一列に並ぶバナナとミカン。

なんとヒマラーさんが人数分用意して、ここまで持ってきてくれたのだ!

シャイに皆さんどうぞと言う姿が渋カッコよすぎる。。。

ありがたく頂き、エネルギーとビタミンCをチャージする。


山頂で記念撮影を済ませると、大倉のバス停まで下山へ向かう。

実は帰りのバス停までは8km以上あり、ここからが長いのだ。

雪解けでドロドロに泥濘んだ道を暫く進むと、ここまで頑張って歩いてきた体験の1方が「すみません、、私の膝が、爆笑してます。。」と。

今回は2年ぶりの登山らしく、疲れが膝に来てしまったみたい。

タカテツさんから膝サポーターを借りて、重いザックを軽いザックと交換して歩き出す。

こういう時に助け合えるのも、グループ登山の素敵なところだ。

そしてHELPを言いやすい環境作りも大事なこと。ここまでベイサンがずっとフォローの声掛けをしていたので、早めに対策を打つことができた。

時には命に係わる危険な遊びだけに、こういうチームワークを大事にしていかないとな。


そうこうしているうちに、なんとかバス停まで下山完了。

想定より早いペースだったが、体験の方々も無事に最後まで歩き切り一安心!


下山後は、駅近くの居酒屋で反省会。

今回の山行は、総距離15km、時間にして7h。

その分、キンキンのビールの味は格別だ!

これだから山は止められないだよなー

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山頂で記念撮影を済ませると、大倉のバス停まで下山へ向かう。実は帰りのバス停までは8km以上あり、ここからが長いのだ。

雪解けでドロドロに泥濘んだ道を暫く進むと、ここまで頑張って歩いてきた体験の1方が「すみません、、私の膝が、爆笑してます。。」と。

今回は2年ぶりの登山らしく、疲れが膝に来てしまったみたい。タカテツさんから膝サポーターを借りて、重いザックを軽いザックと交換して歩き出す。こういう時に助け合えるのも、グループ登山の素敵なところだ。

そしてHELPを言いやすい環境作りも大事なこと。ここまでベイサンがずっとフォローの声掛けをしていたので、早めに対策を打つことができた。時には命に係わる危険な遊びだけに、こういうチームワークを大事にしていかないとな。

そうこうしているうちに、なんとかバス停まで下山完了。想定より早いペースだったが、体験の方々も無事に最後まで歩き切り一安心!

下山後は、駅近くの居酒屋で反省会。今回の山行は、総距離15km、時間にして7h。

その分、キンキンのビールの味は格別だ!これだから山は止められないだよなー

山頂に到達すると、雪面に一列に並ぶバナナとミカン。なんとヒマラーさんが人数分用意して、ここまで持ってきてくれたのだ!

シャイに皆さんどうぞと言う姿が渋カッコよすぎる。。。

ありがたく頂き、エネルギーとビタミンCをチャージする。

(※山頂間近から富士山と南アルプス)

(※鍋割峠からはもう危ない所はありません。最後の登りを頑張ります。)

(※痩せ尾根の途中からは、雪をまとった丹沢主脈の山々が屏風を立てたように見えました。)

(※雨山峠から鍋割峠の間、痩せ尾根と長めのクサリ場が2ヶ所)

登山口の寄大橋に到着すると、予想に反して雪が全く無い!

「普通の春の麗らかな山行ですねー」なんて語りながら、登山を開始。

軽い渡渉を繰り返しながら、気持ちの良い沢沿いを登っていく。

登山道は意外とそれなりに整備されていて、ザレたトラバースも鎖が掛かっているので安心して渡れる。

途中からちらほら残雪も見えてきて、なにか動物の足跡も。野生の狸か、ペットの犬か。

あせびという花のつぼみも見え、春の訪れを告げる。漢字だと馬酔木と書き、葉っぱに毒があり、馬が食べると酔っぱらったようになるらしい。

特にロープを出す必要もなく、無事に雨山峠まで到着。「ラッセルを予想してたんだけどねー」と若干の肩透かし感(笑)。

それでも快晴の中、どっしりと雪を携えた富士山と丹沢の山塊、遠くに南アルプスも見え、早春の山々を堪能する。

(※雪がいっぱい積もっていたら怖いかなと思っていたトラバース斜面)

今回は、体験2名を含む総勢11名で鍋割山に臨む。

実は私を含むそのうち7名は、同日に別の山行(沢登り)を予定していたのだが、直近の雪の影響で中止になり、こちらの山行に合流させて頂くことに。 (ピイマン親分、急遽7名も受け入れて頂き、ありがとうございます!)

ピイマン親分の山行は、普通の登山道は通らないよと事前に聞いていたが、今回もヤマレコには出てこないようなルートを辿る。

途中、寄大橋〜雨山峠までのトラバースが結構な急斜面らしい。しかも雪が残っていれば危険度は更に上がる。

人数も多いので、今回ルートどうしようかと前日議論が交わされるが、いざとなれば先輩方がロープを出してくれるということで、当初予定のプチバリエーションルートで決定に。

前日からドキドキワクワク。やまづとに入る前だったら絶対選べなかったルートを辿れるのも、山岳会の醍醐味だ。

当日集合場所の新松田駅に着くと、乗る予定だったバスが来ないと。

どうやら事前に確認していた時刻表が10年前のもので、発着時間が間違っていたらしい。意外とお茶目なピイマン親分(笑)。

計画を変更し、タクシーで登山口(寄大橋)へ向かう。

でもタクシーに変更して良いことも。元々はバス停から登山口まで、舗装路を50分ほど歩く予定だったが、タクシーだとその分を短縮できるのだ。

丹沢の写真

(※最後に沢を詰めて雨山峠へ)