八方尾根~唐松岳山荘 2024.3 やまづと

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前泊の土曜日、八方池山荘14時ころ到着、快晴の空にこれが明日ならばとため息つきながら、翌日の視界不良に備えて八方池まで地形などを皆で確認してきました。山荘裏の雪上で乾杯して山荘内へ、センスありありのアオボーさんアヒージョ、野菜たっぷり健康的な斎藤さんお鍋をあてにおいしくお酒を愉しみ19時にはお開き。お布団とウォシュレット、テント泊にはもう戻れない(笑)、外ではオリオン座と月が綺麗でした。


登頂の日曜日、天候悪化予報を踏まえて朝3時起床の4時出発、ヒビチャさんが見上げた南の空にはさそり座が昇り、赤い星がアンタレスとナッコーさんが話します。暗い中をヘッドライトで歩き続けるも、振り返るたびに黒から紫、青、オレンジと変化する東の空に歓声をあげならの撮影タイム、それにしても霞と雲に飾られた朝焼けが美しかった。鹿島槍・五竜・不帰・白馬鑓・白馬岳などのド迫力もまだ見ることができます。

その後は次第に横風が増して細尾根では緊張感をもって進みました。気温高めが救い。しかし唐松岳方向の稜線には舞い上げられた雪が渦を巻き、空では雲?ガス?がどんどん濃く(黒く)なります。それでも山頂に立ちたいとの気持ちで繰り返し急登をあがります。

8
時少し前、唐松岳頂上山荘の裏側上に到着!ここで初めて西側の展望が開けて立山や劔岳の勇姿がもはや見えるはずもなく、真っ黒い雲?ガス?の中。西側からはこれまでにも増して強い風。居合わせた2人組とソロの方はここで撤退とご挨拶。それでも僕らは眼の前の山頂に向かおうと宣言!しかし「五竜が見えなくなったら即撤退」と決めていましたが、すでにその五龍が殆ど見えない少し冷静さを取り戻して撤退を改めて提案、反対意見もあるかなと思いましたが、ここまで来られたことに感謝!頑張った!また来よう!と全員そろって納得の撤退となりました。

本当の核心部は下りはじめ、雪面は固くはないものの滑落するには十分、数メートルずつですが2箇所でピッケルのブレードを持ちピックを雪面に刺してバックステップで降りました。細尾根では往路にもまして風の波状攻撃をうけました。アオボーさんは雪山で初めて怖さを少し感じたそうですが傍で見る限り着実の足運び。ナッコーさんは(緊張感はあっても)怖くはなかったそうです、お二人ともなんとも頼もしい新人です。丸山ケルンの下で視界不良も幸いにして束の間の出来事で終わり、氷と雪で閉ざされた八方池では雪原歩行を楽しみました。コンパス・紙の地図も、念のため持参したロープ(アオボーさんが終始持ってくれました)の出番もありませんでした。

10:30分頃に八方池山荘に戻りデポ装備を回収、強風のため運休のリフトを下山者のためだけに動かして頂きました。温泉とラーメンの後、渋滞の高速道路をガンチさんが頑張って19時過ぎに赤羽駅に着いてセンベロの街を楽しみました。

末筆になりましたが、お仕事の都合で参加が叶わなかったお三方、次回はご一緒に!

10:30分頃に八方池山荘に戻りデポ装備を回収、強風のため運休のリフトを下山者のためだけに動かして頂きました。温泉とラーメンの後、渋滞の高速道路をガンチさんが頑張って19時過ぎに赤羽駅に着いてセンベロの街を楽しみました。

末筆になりましたが、お仕事の都合で参加が叶わなかったお三方、次回はご一緒に!

本当の核心部は下りはじめ、雪面は固くはないものの滑落するには十分、数メートルずつですが2箇所でピッケルのブレードを持ちピックを雪面に刺してバックステップで降りました。

細尾根では往路にもまして風の波状攻撃をうけました。アオボーさんは雪山で初めて怖さを少し感じたそうですが傍で見る限り着実の足運び。ナッコーさんは(緊張感はあっても)怖くはなかったそうです。お二人ともなんとも頼もしい新人です。

丸山ケルンの下で視界不良も幸いにして束の間の出来事で終わり、氷と雪で閉ざされた八方池では雪原歩行を楽しみました。コンパス・紙の地図も、念のため持参したロープ(アオボーさんが終始持ってくれました)の出番もありませんでした。

登頂の日曜日、天候悪化予報を踏まえて朝3時起床の4時出発、ヒビチャさんが見上げた南の空にはさそり座が昇り、赤い星がアンタレスとナッコーさんが話します。

暗い中をヘッドライトで歩き続けるも、振り返るたびに黒から紫、青、オレンジと変化する東の空に歓声をあげならの撮影タイム、それにしても霞と雲に飾られた朝焼けが美しかった。

鹿島槍・五竜・不帰・白馬鑓・白馬岳などのド迫力もまだ見ることができます。

8時少し前、唐松岳頂上山荘の裏側上に到着!ここで初めて西側の展望が開けて立山や劔岳の勇姿が…もはや見えるはずもなく、真っ黒い雲?ガス?の中。

西側からはこれまでにも増して強い風。居合わせた2人組とソロの方はここで撤退とご挨拶。

それでも僕らは眼の前の山頂に向かおうと宣言!…しかし「五竜が見えなくなったら即撤退」と決めていましたが、すでにその五龍が殆ど見えない…少し冷静さを取り戻して撤退を改めて提案、

反対意見もあるかなと思いましたが、ここまで来られたことに感謝!頑張った!また来よう!と全員そろって納得の撤退となりました。

その後は次第に横風が増して細尾根では緊張感をもって進みました。

気温高めが救い。しかし唐松岳方向の稜線には舞い上げられた雪が渦を巻き、空では雲?ガス?がどんどん濃く(黒く)なります。

それでも山頂に立ちたいとの気持ちで繰り返し急登をあがります。

前泊の土曜日、八方池山荘14時ころ到着、快晴の空にこれが明日ならばとため息つきながら、翌日の視界不良に備えて八方池まで地形などを皆で確認してきました。

山荘裏の雪上で乾杯して山荘内へ、センスありありのアオボーさんアヒージョ、野菜たっぷり健康的な斎藤さんお鍋をあてにおいしくお酒を愉しみ19時にはお開き。

お布団とウォシュレット、テント泊にはもう戻れない(笑)、外ではオリオン座と月が綺麗でした。