その後すぐ、ヒュッテ前の斜面でボスの指導で雪山講習。キックステップ、トラバース、ピッケルワークや下りの歩き方、尻セードからの滑落停止を教わる。講習を終え、6人用テントで先輩が集めた雪を溶かして作った天然水を使って夕食づくり。今宵は「博多人が教える絶品もつ鍋」レシピを参考にした豚バラのもつ鍋風鍋料理。ボスは量が多い方がお好みとの事前の誤情報にて7-8人前を準備するも2鍋目からは義務感にて完食する。6人用テントではビギナーズが縦に寝るか横に寝るかでひと悶着あるも最終的には収まるところに収まる。深夜には-15℃くらいまで下がり、星空が美しい。いつも通り寝付けはしないが、寒さで凍えることもなく快適に就寝。

本日も晴天なりも、起床予定時刻を大幅に過ぎて起床し、ひどく反省する。朝食は適量の白石温麺で腹を満たし、食後は必要な荷物をザックに詰めて出発準備に取り掛かる。今回、ここで初めてアイゼンを装着するも、初心者はとにかく準備に時間がかかる。行動開始予定8:30を少し過ぎてようやく歩き始める。

本日の行程は天狗岳を往復し、稲子湯に下山。ボスよりまさかの2日連続の先頭を任命され覚悟を決める。最初はいいペースで進むが稜線に出てからは登りも風も強まり、ゴーグルの中は必死の形相。ボスが道間違いに注意と言った矢先にルート誤り、落胆する。何とか9:30に東天狗岳(2,640m)に到着し記念撮影。見るだけで十分なのに、と分かってはいたが目前の西天狗岳(2,646m)まで歩を進める。強風で鼻と頬が強烈に痛い(後日、軽い凍傷に)。西天狗~分岐までは意外と早かったが、ヒュッテまでは遠かった。ヒュッテ到着後はテント撤収しパッキング。のんびりやっているつもりはないが初心者は時間がかかる。 

アイゼンを外し、11時前にヒュッテを出発したが、中山峠からの急斜面で事件が発生。このルートは先行者が少ないのか雪深く、急斜面を歩くというより滑り落ちている状態で進んでいたが、転んだタイミングでマイホーム6人用テントがザックから飛び出し、おむすびころりんのおむすびのように転がって消えていった。初心者はなす術なく、ボス達は斜面を駆けずり回っての捜索。救出不能かと思われたテントをボスが持って降りてきたときは、山の神様が降臨したと思った。

その後、傾斜は緩やかになったが樹林帯は続き、みどり池のしらびそ小屋を通過してからもまだまだ終わる様子がない。1557mの駐車場で人工物を目にすると100m進むのも長く感じるが、ようやく15時に稲子湯に到着し全員無事の下山連絡となった。稲子湯利用者が多くタクシーの順番待ちのおかげで、16:30のタクシー送迎までゆっくりと湯につかり癒すことができた。小海駅からの列車は本数が少ないため短時間だったが、駅前の千歳屋飲食店で食した生ビールと古漬け野沢菜、煮込みとごはんは忘れられない味となった。

八ツ・天狗岳(渋ノ湯~稲子湯) 2024.3 やまづと

その後、傾斜は緩やかになったが樹林帯は続き、みどり池のしらびそ小屋を通過してからもまだまだ終わる様子がない。

1557mの駐車場で人工物を目にすると100m進むのも長く感じるが、ようやく15時に稲子湯に到着し全員無事の下山連絡となった。

稲子湯利用者が多くタクシーの順番待ちのおかげで、16:30のタクシー送迎までゆっくりと湯につかり癒すことができた。

小海駅からの列車は本数が少ないため短時間だったが、駅前の千歳屋飲食店で食した生ビールと古漬け野沢菜、煮込みとごはんは忘れられない味となった。

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アイゼンを外し、11時前にヒュッテを出発したが、中山峠からの急斜面で事件が発生。

このルートは先行者が少ないのか雪深く、急斜面を歩くというより滑り落ちている状態で進んでいたが、転んだタイミングでマイホーム6人用テントがザックから飛び出し、おむすびころりんのおむすびのように転がって消えていった。

初心者はなす術なく、ボス達は斜面を駆けずり回っての捜索。救出不能かと思われたテントをボスが持って降りてきたときは、山の神様が降臨したと思った。

※東天狗に戻ります

※西天狗岳山頂、ぐるり360度の展望(展望動画)

本日の行程は天狗岳を往復し、稲子湯に下山。

ボスよりまさかの2日連続の先頭を任命され覚悟を決める。最初はいいペースで進むが稜線に出てからは登りも風も強まり、ゴーグルの中は必死の形相。ボスが道間違いに注意と言った矢先にルート誤り、落胆する。

何とか9:30に東天狗岳(2,640m)に到着し記念撮影。見るだけで十分なのに、と分かってはいたが目前の西天狗岳(2,646m)まで歩を進める。

強風で鼻と頬が強烈に痛い(後日、軽い凍傷に)。西天狗~分岐までは意外と早かったが、ヒュッテまでは遠かった。

ヒュッテ到着後はテント撤収しパッキング。のんびりやっているつもりはないが初心者は時間がかかる。

本日も晴天なりも、起床予定時刻を大幅に過ぎて起床し、ひどく反省する。

朝食は適量の白石温麺で腹を満たし、食後は必要な荷物をザックに詰めて出発準備に取り掛かる。

今回、ここで初めてアイゼンを装着するも、初心者はとにかく準備に時間がかかる。行動開始予定8:30を少し過ぎてようやく歩き始める。

その後すぐ、ヒュッテ前の斜面でボスの指導で雪山講習。キックステップ、トラバース、ピッケルワークや下りの歩き方、尻セードからの滑落停止を教わる。

講習を終え、6人用テントで先輩が集めた雪を溶かして作った天然水を使って夕食づくり。今宵は「博多人が教える絶品もつ鍋」レシピを参考にした豚バラのもつ鍋風鍋料理。ボスは量が多い方がお好みとの事前の誤情報にて7-8人前を準備するも2鍋目からは義務感にて完食する。

6人用テントではビギナーズが縦に寝るか横に寝るかでひと悶着あるも最終的には収まるところに収まる。深夜には-15℃くらいまで下がり、星空が美しい。いつも通り寝付けはしないが、寒さで凍えることもなく快適に就寝。

ヒュッテ到着後はテント設営。張りほど先客あるも十分なスペースあり。ボス達の指示のもと、スコップで雪を掻きだし、全員で雪ならし。

人用と人用テント張りをゆっくり設営する。ピッケルを利用して張り綱を固定し完了。

スパッツ装着・ピッケル準備し、11 時頃渋の湯より歩き始め る。

ボスより先頭を任命され、急に気が引き締まる。道はトレー スが十分あり、踏み抜くこともなく歩きやすいが、大きめの荷物 と使い慣れないピッケル操作、地味に続く登りで体力を消耗す る。

13:30 急に視界が開けてヒュッテが目に入る。

北八ヶ岳 天狗岳(雪山初心者テント泊) 7 時ちょうどのあずさ 1 号で♪茅野駅に集合し、バスに揺られ ること 50 分、10 時過ぎに渋の湯に到着。

天気は晴れ、ほぼ無風、 0℃くらい。初日の行程は渋の湯から黒百合ヒュッテまで。メンバ ーは雪山ビギナー4 名と引率のエキスパート 2 名の計 6 名。