奥多摩・小坂志川湯場ノ沢 2024.6 やまづと

(※休憩、腹ごしらえ、さあ行こう)

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(※案山子のおじさんとおねえさん、ちょっと怖い。)

(※生藤山に全員集合、佐野川峠経由で石楯尾神社に下山。バスは15:30しかない。急ぎ足で下りました。)

(※万六尾根に出て、沢装備解除。万六の頭を越えて、連行峰に出て、それから生藤山へ。)

(※ここから沢の詰め)

(※水しぶきが当たるようなところにミソサザイ?の巣)

それでもどんどん楽しくなってきて、滝をあと何回くぐるだろうかと期待が膨らんできたところで沢は終わってしまい、名残惜しくも登山道に戻りました。

今日の沢は短かったね、暗くなるまで藪漕ぎすることだってある、帰り道そんな声も耳にしました。みなさまありがとうございました。

さて、次の沢はどこになるかな。

(※登り切りました。)

続く何番目かの小さな滝は、先日の大雨で増水しているせいか、どばどばと水が殴りつけるのを遡るのでなかなか難しい。
上から垂らしてもらったスリングを頼りにして登り切りました。

見下ろすと高く、初心者向けといっても落ちたら怪我は免れないなと肝を冷やす。
そのとき、「危ない!」と声がしたかと思うと、足場の悪い巻き道を進んでいた実力のある先輩があわや落下の体勢になったもののなんとか踏みとどまりました。

油断ならない沢登りの危険も思い知りました。

(※トバの万六沢を右に分けて、ナカの万六沢の分岐の手前あたりか。この先分岐の上の巨木のあるところで休憩)

先輩が熟達した足取りで先陣を切る様子を目に焼き付け、その手足の運びをトレースする。
なかなか良いねとおだててもらい、褒めて育てる教育方針に励まされる。

それもつかの間、2mほどの滝で少し深くなる滝つぼへの入水を避け、壁に張り付きながら横移動という見たことのないムーブが登場。
先輩の動きを凝視したのにいざとなったら立ち往生。這う這うの体でなんとか登攀しました。

一歩目から膝まで入水し冷たさに慄くが、先輩方はなんてことない表情でざぶざぶ進む!
10人のうちもうひとりもまた初めての沢らしく、同じことに驚いていたと後で話されていました。

初心者向きの沢だという湯場ノ沢、これが初めての沢になりました。
持っていた岩登りの装備に買い足したのは沢靴だけ。沢は財布に優しいらしい。

私はやまづとに入って半年が経ちました。
冬の訪れようとしていた入会のころは、暖かくなったら沢登りがやってみたいなんて言っていたのを覚えています。

でもフタを開ければ雪山で満足してしまってから山をサボっている間に、皆さんが続々と沢に繰り出すのに乗り遅れていました。
ここは急いで一枚噛まねばなるまい!