「泳ぎあるので濡らしたくないものはしっかり防水、待ち時間あるので暖かい飲み物」リーダーYさんが立ててくれた山行計画は、こう締め括られていた。
Yさんの言葉にはいつも無駄も不足もない、そして今回もその通りだった。半端な防水で済ませた物は濡れてしまったし、9人という大所帯での遡行は時に体の芯から熱を奪った。
けれども、初夏の泳ぎ沢は最高に楽しかった
山には数百メートルから八千メートルと様々あるように,,沢にも多種多様あることを体と心で感じた
水が多すぎて、頭のネジが10本くらい飛んでしまう
プール、ブランコ、滑り台
アトラクションゾーンではみんな大声で笑ってしまう
後輩が勇猛果敢にへつりチャレンジ
先輩が安全重視で高巻き
後輩が特技を生かして進む、泳ぐ
先輩は寒さに耐えてフォロー、ビレイ
先輩に助けられ、助ける
後輩を助け、助けられる
下山後の反省会では、いつものように心身が飽和状態になってしまい
言いたいことも言えず、聞きたいことも聞けなかった
「次の山行で話せたらいいなー」と、ぼんやり考えている
(ブー)
今年4月から沢登りを始めて早3ヶ月。これまで月2〜3回ペースで参加し、今回で7回目となりました。
今回の水根沢谷は泳ぎ、へつり、ウォータースライダー、突っ張りなど様々な要素が詰まったアドベンチャー感の高い、何度でも来たくなるような楽しい沢でした。アプローチや詰めが短いのも嬉しいところです。
特に一番最後の半円の滝では突っ張りを行いながら登っていくという、これまで体験したことのない登り方にいつ足を滑らせてしまうのではないかという緊張感と登りきった後の達成感はひとしおでした。
最近では沢登りでの登攀力向上のために外岩やクライミングジムでトップロープで登る練習を始めたりしていますが、以前よりも細かくスタンスやホールドを気にしながら登れるようになってきた気がします。
これからも色んな沢に出会いながら、楽しく続けていけたらなと思っています。
(ムー)
今回は初めての泳ぎ沢。元水泳部の血が騒ぎます。
さあ泳げるところは泳いでやろうと、最初の釜をクロールで進むが、
沢の水に浸かると途端に寒さが体の芯まで蝕み、歯の奥がガチガチと鳴り始める。
楽しい天然ウォータースライダーも、この寒さなら一回で十分かな。
泳いで、へつって、突っ張って。
様々な登攀スタイルがコンパクトに楽しめる良い沢でした。
(ボー)
都心は早朝から蒸し暑かったのに、沢の中は昼間も別世界のように涼しく気持ちがよかったです。
短い沢だということで、泳いだり、ウォータースライダーをしたり、へつりに挑んだり、先を急がず存分に遊んできました。
沢の水はそれほど冷たく感じなかったけれども、たくさん遊んで濡れた後は寒くて震えました。
岩肌のイワタバコに蕾が上がっていました。来週か再来週には咲きそうでした。
(ユー)
初の泳ぎ沢を楽しむため奥多摩水根沢へ!
ホリデー快速8:24奥多摩駅着でバス停へ、臨時バスが出ていてすぐさま出発、水根で降りて少し歩いた広場で早速装備装着。
寒い寒いとは聞いていたのですが、当日都心の気温は35℃超え予報。
流石にお湯(水筒)は持ってかなくていいだろうとたかをくくっていたら予想に反して結構寒い、でもレインウェアは着なくていい程度。
中には唇を紫にしてガタガタ震えるメンバーもいたので、体感は人それぞれ
ところどころ水深が深くなっているところあって確かに泳げる!
自然のウォータースライダーが1箇所あって、滑っても問題ないか床面をチェックしたあと皆でスライダーを楽しむ
最後の半円の月もなかなかの水量、両足で突っ張ればなんてことはないと思っていたら最後にすべって左肘を軽打汗
下りは若干道を間違え、急傾斜を降りて軌道修正、16:09水根発のバスに無事乗ることができました。
今回も楽しい沢登りでした!
(ギー)
毎年恒例の水根沢。アトラクションたっぷりでとても楽しめる沢です。
奥多摩の人気沢の一つ!唯一の懸念は崩落箇所の状況。引き返している人もいるし、高巻いている人も多く、事前情報ではちょっといやらしいかんじ。初級者が多かったのでどうなるかなと思いましたがなんてことなく、きちんと抜け道がありました。
飛び込めたところが飛び込めなくなったりと来るたびに状況は変わりますが、まだまだ楽しい泳ぎ沢でした。
沢は行くたびに状況が変わりますね。
崩落箇所はまだまだ落ち着いている感じではありませんでした。行くたびにルートが変わりそうです。また、去年飛び込んで遊んでいた釜が埋まっておりました。でも、まだまだウォータースライダー、泳ぎやへつりが楽しめるとても楽しい沢でした。
(ベー)