木曽駒ヶ岳 2025.3 やまづと
乗越浄土から千畳敷を振り返りました。斜面がクラストしていると高度感がでます。)
おお、宝剣バリエーションルートを登りたいって・・・)
(※千畳敷カールから乗越浄土への急斜面、登山者が数珠つなぎ・・・)
◯感想(ワーチカ)
ロープウェイに向かうバス停では救助隊の方から滑落事故が多発しているとのことで注意喚起と説明がありました。
2日で10件も発生していたそうです。
特に注意すべき地点や装備についても確認がありました。
ザッキーさんから雪崩の前兆や、アイゼンとピッケルの使い方などを教えていただいてから十分に注意して登り始めました。
千畳敷カールから乗越浄土までは四つ這いになってしっかりとアイゼンとピッケルを使って一歩一歩進みました。
雪崩の跡もあったので周囲を気にしながら、雪崩が起きそうな斜面側を避けて歩きました。
お天気がとても良く無風だったので、アイスバーンだらけでしたがなんとか全員登り切ることができました。
ザッキーさんのアドバイスと、救助隊の方の注意があったので気を引き締めて安全に登ることができました。
これまではふかふかの雪山ばかりでしたので、凍った斜面をザクザクと進むのが新鮮で、とても楽しくクセになりました。
そして天気が良く無風の雪山も初めてでしたので、ずっと山頂にいたい気持ちでした。とても楽しかったです。
すぐそこに見えている宝剣山がかっこよくて、いつか挑戦したいと思いました。
山行としては日帰りでしたが乗越浄土の上り下りでかなりの集中力を使ったので行動時間以上に疲れました。
もっと雪山の知識や経験を増やして難易度の高い山にも登ってみたいです。
(※左の三角宝剣岳から奥に尾根がつながって、真ん中に見えるのは空木岳でしょうか。右端の山は三ノ沢岳です。)
(※快晴の山頂です。)
(※振り返れば三角の宝剣岳)
(※中岳を越えて木曽駒ヶ岳、鞍部に頂上小屋)