巻機山 2025.4 やまづと
(※登る人、下る人)
(※大展望を目の前に)
(※谷川岳方面の眺め)
(※少し下った鞍部にテントを張りました。)
(※急登の先のピークはニセなんだよね。)
残雪の巻機山へ
関越道が思いの外、渋滞で11時半からスタート。最初ツボ足でしたが、5合目直下の急登がキツイ。天気に恵まれピーカンなの良かったものの、シャーベットみたいに表面が溶け出した雪で、ズルズルと滑り…アイゼンとピッケル装備。
6合目を過ぎ、樹林帯を抜けると展望が開け、青空と雪山とのコントラストが素晴らしい。この辺りで幕営しようと、テン場を探すも適当な場所が見つからず、先を急ぐもいつの間にか15時過ぎ。
とりあえず、登り切ったら平坦があるだろーってことで見上げたニセ巻の山頂が遥か遠く感じる。ニセ巻までの急登は一部が夏道になっているが、アイゼン付けたままで歩きずらく疲労もピークに。
なんとかニセ巻まで登ると避難小屋までが目と鼻の先。一旦下って避難小屋、ほとんどが雪の下。避難小屋の近くで、風も避けられる最適な場所を見つけ、早速テント設営。1日目の行動終了。
美味しい鍋とビールが五臓六腑に染みる。
2日目は、前日9合目まで登ったこともあり、気持ち的にも余裕で、9時前にスタート。一気に山頂まで。
眼下には、谷川連峰や尾瀬の山々、越後三山が一望でき、とても綺麗でした。
急登をガッツリ登ったぶん下りは、楽でしたが、5合目からの下りは傾斜厳しく、疲労も相まってアイゼンも効きづらく、ピッケルがなかったらかなり危険な箇所も多くあり。
14時に下山。
正午スタートで9合目まで行くちょっとタフな山行でしたが、今シーズンの雪山を締めくくるに相応しい登山になりました。
(イトソー)