丹沢・マスキ嵐沢(沢登り) 2025.5 やまづと

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丹沢の写真

ルートを読みながら下山道を進む。沢の音が聞こえビジターセンターの橋が見えると間もなくゴールの西丹沢ビジターセンターへ到着。満足感でいっぱい。

この日の西丹沢は山開き式が開催され、それに伴い臨時バスが出ており、運よく乗ることができた。 たまたまこのバスに乗り合わせた方がマスキ嵐沢の滝で滑落し、ろっ骨を骨折した経験があると話をしてくれた。初級の沢とは言え侮れない。

みなさんのアドバイス、フォローのおかげで、初めての沢登りは大きな学びと充実した時間となった。さらに経験を積み、新たな沢に挑みたい。

休息を取りながら装備を切り替える中、ヒルを発見。西丹沢にもヒルがいると聞いてはいたが、生息域が広がっていることを再認識し、しっかり確認を行った後に出発。 その後、一気に下りに転じる中、ルート上には赤スプレーで案内印が描かれた木々があった。昨年は無かったらしい。

ルートの分岐を誤り、予定外の急騰を登ることになったが、それはそれで予定調和にはない楽しさがある。やがて権現山へ到着。山頂はすっかりガスに包まれ、景色はほとんど見えなかったものの、霧の中に浮かぶ幻想的な雰囲気を楽しむことができた。

さらに歩みを進める中、予期せぬトラブルが発生。大事な反省点として今後に生かしたい。自然の中では常に予期せぬ事態が起こり得るため、慎重な判断と行動が重要だと改めて実感した。

当日は曇り空。湿気が多いが、沢の水はひんやりと心地よい。沢の美しさを堪能しながら進む。まもなく小さな滝に到着。滝登りに初挑戦。見た目以上に手元も足元も滑り、三点確保が思うようにできず、少々怖さを覚える。振り返り考えると、その瞬間に気が引き締まり、その後無理に動こうとせず慎重になれたのだと思う。

大きな滝ではロープを出してもらい、安全を確保しながら進む。ビレイ解除後の達成感に喜びを覚えながらも、ロープをさばいて仲間を支える姿に感謝した。

初めての沢登り—西丹沢マスキ嵐沢(ロッキー)

沢登り体験にあたり、アドバイスを受け必要なギアを少しずつ揃えながら準備を進めてきた。沢登りは一般的な登山とは異なり明確なルートが無く、水の流れに逆らい滑る岩場を慎重に登り進むイメージ。とにかくやってみることだ。事前の準備を整え、いよいよ挑戦の日、5月18日を迎えた。

目的地は西丹沢マスキ嵐沢と権現山、総勢8名の沢登り
小田急新松田駅より1時間ほどバスに揺られ大滝橋バス停へ。登山口より大滝沢沿いの登山道を進みマスキ嵐沢の入渓地に到着。ここで装備切り替える。

初めての沢装備に戸惑いながらも、
経験豊富な先輩たちが適切なアドバイスをくれた。ロープの扱いは完全にお任せ状態になってしまったが、それをカバーしてくれる仲間のやさしさに、ただただ感謝するばかりだった。

蒸し暑いスタートでしたが、前日の雨で水量豊富、濡れて少し寒かったです。
沢に霧が立ち込めて幻想的でした。

現在位置を確かめながら行ったつもりが、最後の滝の手前で右の沢へ入ってしまいました。権現山の山頂に詰め上がりました。

下山路ではピンクテープの代わりに、木の幹にスプレーで矢印や丸印がつけてありました。昨年来た時にはなかったと思います。
マスキ嵐沢には蛭が出ないと聞いていましたが、出ました。自宅まで連れて帰ってしまったメンバーもいたそうです。(ユコサイ)

(※去年来た時にはなかったペンキ印、登山道にしようとしているのであれば仕方ないけど、ただの親切なつもりの案内だと面白くないかな。地図を読んで地形を見ながら歩くのも登山だと思う。
×印もあるけれど、地形を読めるのであれば間違いでもなかろう。われわれも何度かこちらの方に下ったこともある