伝の助小屋に計画書を出し、正面の谷状右側から取り付く。上部が少し急、ステップをきざんで尾根に乗る。
尾根上からは越後駒ケ岳、谷を挟んで未丈ケ岳などの大展望。

目指す荒沢岳を正面に見て。手前の黒い塊が難所の岩峰前クラ。苦労しました。

いよいよ岩峰の登りにかかる。このときはまだまだ余裕だったのだが

あれれ、いったいどこ登るんだろう。さんざんルートを探し回ったあげく、女性2人組の持っていたガイド本の記述と地形を照らし合わせて、やっと夏道ルートを発見。でも。

夏道ルートは右下の雪壁を詰め、黒い稜線に出て右上に登っていく。
空身で直下まで偵察に行くが、クレバスの開きかけた斜面をトラバースしてこの急な壁を登るには荷物が重くて不安。
ドンドン時間が過ぎて夕暮れ間近か。夏道ルートを諦めて一つ目の岩場を登り、岩稜の裏側から前クラピークに詰めることにして今日はここにテントを張った。

夕日が駒ケ岳の向こうに沈んでいく。荒沢岳を越えてテントを張るつもりだったのだが。

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越後・荒沢岳〜兎岳〜巻機山 2006.5 その1

岩稜脇の雪壁を登り、岩と雪の隙間を這い上がって岩稜上に出た。これで難所も終わったと思ったのだが、その先が核心部だった。

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つづく