小天狗の脇から、もう一度大天狗を振り返りました
こっち側から見るとけっこう急だなぁ、あのてっぺんに行ったんだね、ちょっと感激でした
小天狗の脇を、真っ青な稜線に向かって登りました
赤岳の山頂がもう目の前です
鞍部に下りて、腹ごしらえを
風が通ってちょいと寒い、あとは小天狗の左脇を登れば登山道に合流します。もう危ないところはないので気持ちのんびり
ネズミが囓ったかもしれない古いザイルで懸垂しました
このザイルは今回で廃棄しよう
ということで本当の最後にならないように、慎重に下りました
左端隅っこが我々にも登れそうなので、ズリズリ
ホールドはがっちりがあるけれど、フットスタンスがないのでズリズリしているうちに、左外側に小さな足場を見つけて一件落着
みんなで狭い大天狗のてっぺんに集まって、さて下り
ザイルをセットして、さてどこ登ろうかというときに、はるか眼の下赤岳沢にレスキューヘリが飛んできました
なんだなんだ、しばらくホバリング
隊員がスルスルっとロープにつり下がり・・・で、何もせずに帰って行きました。ただの訓練だったのか。なんか我々がこの岩場で失敗するとすぐ来てくれるけど、それを待ってられているようでもあり・・・
ヘリが飛び去ったところで、さて行くか
大天狗の関門が見えました
とりあえず左の肩まで登ってみようか、どうよ我々にも登れそうか
緩い岩場を登って右上の尾根を目指します
天気がすばらしく、真っ青な空をみながら登って行けるので気分高揚です
踏跡を辿って急な斜面をどんどん上へ
次の大きな岩場は左に巻いて行きました
カニのハサミからしばらくで関門、右手の急斜面にフィックスロープがあったが
管理している人がいるのだろうか
ということも分からないので、左手のバンド状を少し登ってザイルを出す。あっ、このザイル古いね、ネズミが囓ったかもだって・・・