トレースのない雪の上をポックリポックリ、ズカズカ、ゴリゴリ
今回は独りの黙々欲張り山行です
メンバーがいないのはいいとして、山行中誰にも会わないとはね、有名な山なのに。トレースを期待していたわけではないけれど、きつかった
ここまで7時間、やっと辿り着いた木賊山です
明日登る甲武信岳を眺めながら、今日はもう下るだけ
ほっと一息したかったけど
もう辺りは薄暗くなっていて、急いでテントを張りました
ホタテ・ベーコン・エリンギ入りクリームスープのフェットチーネ
独り寂しく食事なので、少し凝った料理を作りました。我ながら上手い
ギンギンに冷えた夜が明けました
今まで無敵を誇った我がシュラフでも、寒さがこたえました
でっかい標柱の甲武信岳が今日の最初です。回り灰色で何も見えません。景色はまた今度ね
凄くきつかった破風山を前にして
ここまでもラッセルに苦しめられたけど、ここからがもっとでした
ただただ足を踏み出す機械になって
天気は良くなって青空が広がり灰色の世界から解放されました
くたくたになって破風山に到着。バスの時間が心配になってきました
よし、がんばろう
青空がひろがって、歩いてきた尾根を振り返ることができました
でっかい標柱シリーズ雁坂嶺に着きました
もう登りはないけれど、長い下りが延々と続きました。へとへとになって広瀬「道の駅みとみ」に着くと、土産物屋のおばちゃんが「休んでいきな」とお茶を淹れてくれました。とてもうれしかったです
雁坂峠がやっと見えました
でもここから広瀬のバス停までが遠いのです
((なんじゃそれ、フェットチーネって))
((今度、一緒に行くとき作ってね、フェットチーネ))
うーっ寒かった
((このでっかい標柱って、なんとかならんのかね・・・と思ってるのは私だけかなあ。あんまりいい趣味だとは思わないのだけど))
左奥のほう、国師岳とか金峰山だと思います
((奥秩父名物のでっかい標識。一番残念だったのは、雁峠の草原の中に、ポツンととても風情よく立っていた標識がなくなっていたこと。、そのあとにはでっかい説明看板が立てられていたこと。なんかくやしいなあ))