こりゃなんてこった、雨です
思ってもみなかったけど。台風一過の晴天予報はどこへ行ったんだろう
かなり高度を上げたか、と思う所で沢状を離れて左尾根へ
ありゃ痩せ尾根だよ。反対側も急で下りられない
このとき天気がよければ、左前方すぐ近くに木曽殿越が見えていたのだろう。だけどここがどこなのかよくわからない。焦っちゃあいけないと思いながら少し焦った
チングルマ(稚児車)
図鑑をあらためてながめてみると、落葉矮性低木とある。えっ、木だったのか
ヨレヨレの下山でした。だけど採るものは採って
なんとか温泉には入ったけど、打ち上げをする時間はなく、6時頃の電車に飛び乗って、缶ビールでささやかに乾杯
けっこう疲れました。明日は一日寝ていよう
相棒は明日から仕事なんだって
反対側斜面に入ると風はなくなりました
だけど雨が本降り
登ってくる登山者に聞くと、下界も朝から雨だったとのこと
空木岳山頂着、つらい登りでした
ここから菅の台まで4時間、つらい下りです
木曽殿小屋の庇下でちょっと休んで山頂へ
風が強く身体がふらつく
懸垂2回で・・(山登りを始めたころ、なんで山で懸垂なんかするのだろうと思ったこともあったな)・・振り出しに戻りました
このままガレ沢をつめることにして、次の二俣を右に入り、草つきを登り、短いスラブ状を横切って木登りしばしでひょっこり登山道
なんだなんだ
右岸からの沖駒石沢、空木沢を過ぎて次の二俣でどっち
ガイド本もよく分からなくなって
地形の緩そうな左へ、その次の二俣も左へ入ってここはどこ。コンパスは木曽殿を指してはいるけど
雨がときどき強く降ります
天気が良くなるきざしはありません
とにかく山頂を目指そう
中ア・大田切川本谷〜空木岳(その3) 2010.8