中央線沿線・金比羅山〜デン笠〜甚之函山 2011.4

上野原から無生野行きのバスに乗り、桜井下車。深い谷と緩やかに広がる里の景色に、つげ義春一行が「山梨のチベットだ」と声をあげた((秋山村逃亡行))のは、バス停2つ手前の一古沢あたりのことか

まえにも何度かバスで通ったことがあったけど、もっと狭い谷あいの集落だと思っていました。長閑な里の風景です

昨日の強い雨で、新緑がいちだんと鮮やかになっているのかな

山笑う季節、われらも笑顔で歩いて

最初のピーク、金比羅山で一古沢バス停で降りた女性登山者に追いつかれる。この尾根の末端から登ってきて・・・桜井峠から歩いた我々も、寄り道はしなかったのに

ヤブレガサ・・・昨日の強い雨で破れちゃったわけでもなく

今日は素晴らしい青空です

2つ目のピーク、デン笠に着きました

デン笠ってなんだろう、電灯の笠のことかなあ。そんな形をしている山なのかなあ。山頂部は細長いようです

ツツドリがポッポッポッポッと長閑に鳴いていました

一重の山吹が咲いていました。「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞかなしき」太田道灌の嘘っぱち話(たぶん)と一緒に憶えて・・・子供の頃に憶えたものは忘れないようです

デン笠を過ぎると右手に高柄山が近づいて、左前方にはこれから向かう甚之函山が黒く見えてきます。甚函は暗い植林の山です

この先で、山梨名物の新ピカ林道を横切って新大地峠へ向かいます

トウゴクミツバツツジ(たぶん)が暗い植林に彩りを添えています。足元にはシュンランの白い花もありました

少し登って甚之函山の特徴のないピークを素通りして、南東の尾根を下りました。これも目立たない三本杉山もいつの間にか通り越し

三本杉を過ぎると明るい尾根歩きになりました。柔らかい日差しの中を、ウグイスやセンダイムシクイの囀りと一緒に山歩き

この出っ張りあたりから右手秋山村の谷筋目掛けて急下降、途中の送電鉄塔も越えてさらに急下降で車道に

のど渇いたよなあということで、あとはビールを探す旅になったのだけど・・・小和田集落を通り越し、次の古福志集落も過ぎたけど、お酒を売っている店がない。無いとなると余計にのどが渇くような

結局、1時間かけてバス停3つ目の行きに下りた桜井バス停まで歩いたけれど、ここにもビールは無い。ベニシジミ蝶を追いかけながらバスの時間待ち、上野原まで我慢です

上野原の駅前にて、はあ〜・・・山賊ベンボーおじさんは言いました。「おれは、むずかしいこたあ、いわん男だ。冷たいビールと茹でたソラマメさえありゃええ。」

おっ、なんかそれ旨そうやな。おれにもちょっと・・・えっ、あんたはソラマメでええのと違うのか・・・むっ〜ケチ

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一日中、日差しにあたった身体にビールがジワジワしみこんでいきました

ヤマザクラの花も山のあちこちで白く霞んで満開でした

中央線沿線の山へ