ということで、この滝を下って大きな流れの沢に合流しました。沢が左から右の方に流れているねえ。マンダノ沢じゃあなかったねえ
マンダノ沢だったら右から左に水が流れてないとねえ。堀内沢の本流に下ったみたいです
ということは、辰巳又沢の左俣を下ってきたのかあ
薪が十分あるので、明るいうちから
そして、夜
今晩のメニューはグリーン・レッド・イエローのカレーです。岩魚もこんがりと焼けています
今日は夏瀬温泉に下る日です
なんか雨っぽい
始めから終わりまでいろいろ盛りだくさんのお盆休みでした。温泉でゆったり汗と泥を流し・・・ここは南八幡平乳頭温泉の「妙の湯」さんの経営に替わったんだねえ、雰囲気一変したね
かつて山帰りでドロドロの我々を歓待してくれたっけなあ
妙の湯には懐かしい思い出もある
昔の山仲間にまたまた迎えに来てもらって、盛岡へ。途中、お勧めの雫石「ごしょ野」の蕎麦、美味かったです。おおっ、天丼も一緒に食べるのか
朝日沢の出合を過ぎたあたりで少々増水してきたようです。3人スクラムでオシリのあたりまで水がはじけて、徒渉をやった気分になりました
そのあと、また愚かな道間違いをやったりして、もうヨレヨレです。あれっ、夏瀬温泉に渡る橋はどこよ、もう面倒だなあ、行っちゃえと茶色く濁った流れを対岸に渡ったりもして
過去に4回ほどその橋を行き来しているはずなのに、橋があるのかないのかも覚えていませんでした
パンを焼いてベーコンを炒めて、朝飯です。ポツポツ降っていた雨がだんだん本格的な降りになりそう
急がないといけないかも
燃えろよ燃えろ、お盆休み最後の夜です
そして集めた薪を燃やしつくして
おやすみ
ウシアブより一回り大きいこいつは、たぶんアカウシアブかなあ。魚釣りの餌になりました
この4種類がこの沢の吸血鬼です。なかでもイヨシロオビアブは多いところでは数百匹の集団でヒトを取り囲みます
こいつはたぶんウシアブ、大きめなので咬まれると相当痛いと思う。だけどこっちも用心するからね
こいつはイヨシロオビアブ、虻は血を吸うのではなくて、口で皮膚を切り裂いて血を舐めとります
ここで虻のお勉強を。こいつはキンイロアブ、咬まれるとズキンと痛いです
でもって、ビギナーズラック
なになに、サカナが釣れたの、初めてなんだって
釣り竿を放さなくなったぞ、おーい
マンダノ沢の出合にザックを下ろしました。まだまだ日は高いので、のんびり薪集めと魚釣り
なかなか釣れないってか、じゃあ選手交代
そして河童みっけ、今日はここに泊まろう
大きな大きな木、なんの木だろう
そのまま堀内沢を下って、さてあと一日どうしようか。この滝、12年前に堀内沢を遡ったときの「見覚え」があるなあ。もう一つ奥の滝からの大きな巻き下りになりました
どおりでね、なかなか時間のかかる沢下りでした。もうどうしようもない、計画の朝日岳は遥かかなたです
コーヒーを淹れてゆっくりお昼にしよう
ここで地図をじっくり見ました。間違いが始まってから長かったね
すんなり下れないなあと思いながら、またまた懸垂下降です。こんだけ練習すると下りきる頃には大分上手になるんじゃないか
左岸から大きな沢が合流、二俣だねえ。ここはどこなんだろうねえ
この滝はザイルなしでも下れたのかな
なんか滝の多い沢下りです。そして暗いなあ、登りのときの大鷲倉沢と比べると断然暗い。同じ山を巡る沢なのに
左側(上から見ると右側)が緩い傾斜の滝を懸垂下降しました。下から見ると緩そうですが、結構高さがあって上から覗くと恐い
どこにいるのか分からないまま下っています。もう地図も見てないし、下ってしまえばどこか分かるだろう。いいかげんな
そしてなんてこったの沢下り、奥の滝で今日最初の懸垂下降でした。ここから何度もザイルの出し入れが始まりました
なんてこったの沢下り、下り始めてしばらくで右岸に岩室があった。昨日ここまで下れていたらなあ、人生初めての岩室泊まりが出来たのに
岩室は奥行があって前庭も広くて、快適な夜だったかも
和賀・大鷲倉沢〜和賀岳〜辰巳又沢(その5) 2011.8