大佐飛山はあれかなあ
おっわっむむっ、ナメコか・・・
鍋一杯のキノコです
味噌味のキノコ汁、さて食べるか
二俣でたっぷり休んで、さてもう少し。往きには見えなかった大きな岩のクマがいました
大蛇尾川はとてもきれいな沢だったのだけど、大佐飛山の登頂を欠いたのが心残りです
帰りの林道も途中から雨がポツポツと降り出しました。車で板室温泉に着く頃にはかなり強い降りになりました
このあと二段の高い滝がでてきて、下段は懸垂下降になりました。そして西俣沢との二俣まで戻ってきました
ナメコにしては色が薄いような、時期が早いような、ぬめりが少ないような、でもナメコでしかないよなあ
もちろん袋一杯採りました
下から見上げると、こんなきれいな滝でした
光があたって水がキラキラしています
そして今日最初の懸垂下降
上から覗くとけっこうな高さです。こわ
昨日躊躇した滝を巻き下り、ゴロンと転がりそう(ウソ)な岩の横を通って、どんどん下りました
メインの晩飯のおかずはなんだっけなあ。途中で見つけたブナハリタケとウィンナーを炒めて晩飯
窮屈だけどおやすみ
燃えない焚き火と窮屈なテントの夜でした
数十mほど大佐飛山への藪尾根を下り、適当なところから右下の谷へ急下降しました。やかて水流が出てきて、高い滝のきつめの巻き下りがひとつ
薄暗くなって東俣沢奥の二俣の先、高い岩壁の滝に阻まれて、こりゃあ懸垂か・・・。二俣に戻って狭い場所にテント
下りてみればよかったんだなあ、右岸から案外簡単に下りられたのに、そしてその先しばらくのところに絶好の台地があったのに
ちょっと残念な今山行の最高点ナナシの名無山にて
尾根の屈曲点ナナシの名無山
一つ上流の枝沢から直接ここに突き上げていれば、大佐飛山登頂のチャンスはあったのだろう
大佐飛山へは絶望的なあがきだけども、尾根を辿ります。強烈な藪が続きました。だれもこんなとこ通らないもんなあ
やっとのことで尾根に上がって一息つきました。大佐飛山は谷を挟んであの遠くに見えるあの山か・・・ああ
ここから反対側の谷、東俣沢に下ってもよかったのだけども、でも
途中で一旦躊躇して地図をひろげたのだけれども、そのまま登って左斜面の様子が違うな、と思ったのだけども
早々に沢の形がなくなって、強烈な藪こぎが始まってしまいました。きつー
快晴の空です。そろそろ左岸の枝沢に入ればいいのだろう。ちょうど枝沢分岐で休憩をとったところで、この枝沢を登れば・・・
なんて思っちゃったんだなあ
もっと下流から枝沢の数を数えてくればいいものを
だんだんと沢幅も狭くなってきました
大滝の上もまた青い流れのナメが続いています
難所が終わってもう緊張することもなし。あとは適当に行けば大佐飛山だよ、でふわふわ適当に歩いて
真剣にこのルートで、なんて考えてなくて
男鹿・大蛇尾川西俣(沢登り)〜東俣下降(その3)
2011.9