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(2)へ続く

上が良く見えなくて、風を避けるように左手に回り込んで登ったのだけど、風は変わらず強く、足元の傾斜も強くなって

頑張りどころのようです

稜線三叉峰の急な登りで、右手から強い風が吹いてきました。風に飛ばされた氷の粒が顔にバチバチ当たります

森林限界を超えて少し行ったところで風の谷パーティが頂上から下りて来ました。まだ寝ているかと思ったなんて言われて・・・

やまづとが寝坊助だとなんで分かったのだろう

赤岳への縦走は諦めて、横岳ピストンに計画変更しました。テントを置いて我々も出発です

森林限界を超えるまでは、雪は降っているものの風はありませんでした

えっ、なんだよ、この天気は

雪がボンボン降っています。今日はいい天気になると思ったのになあ、がっかりです。風の谷パーティは我々が起き出したころに出発したようです

我々にはそんな芸もないので、ただつまみをポリポリしながらビールとお酒です。そんでもっても酒に弱い2人組なので、えっ、なに、林檎サワーのちっちゃい缶が余ったって・・・

晩飯は、キムチ鍋です。う〜ん、ダシと調味料を忘れたのは失敗だったね

あしたの良い天気を願って、おやすみ

風があるので樹林の中にテントを張りました。上にあるテントが風の谷パーティです。オカリナの音がかすかに聞こえてきます

ちょっと疲れたね、というところで後ろから声が

いつの間にか追いつかれていました。風の谷パーティだって、有名人じゃん。HP見てねって言われて帰ってから見ました

あれっ、山の子せんせいの知り合いなの・・・。早速、山田哲哉さんの「奥秩父 山、谷、峠そして人」(東京新聞)を買いました

奥秩父への愛情がこの本にはたっぷり詰め込まれています。奥秩父の山へ行きたくなる本です。お薦めです

万歩計で測った稜線までの中間点だそうです

まだまだ深い樹林の登りが続いています

杣添尾根は、八ヶ岳の稜線に登るのに一番近く短い尾根ということで、それなりの急な登りが続きました

ときおり風の塊が、ゴォーっと木々を揺らしながら通り過ぎて行きます

小海線に乗り換えて高原に登って行く電車でも、日の当たる窓際はジリジリと暑く春が来た感じでした。もちろん野辺山の空も真っ青です

こりゃ日焼けするぞ、なんてタクシーに乗り込んだのだけど

海ノ口の手前あたりから雪がチラチラ

そうか野辺山と登山口の海ノ口ではもう天気が違うんだ、ということで雪の降る山登りになりました

全国的にあんまり良い天気予報ではなかったのだけど、野辺山はピーカン予報。やっぱ野辺山だぜ、ということで杣添尾根から横岳に登り赤岳を越えて美濃戸へ下りる計画です

予報どおり、日野春駅では頭上ピーカン、暖かいそよ風の吹く良い天気になりました。でも山には雲がかかっているね

八ツ・横岳杣添尾根(その1) やまづと2012.3