トンネルを抜けると、北岳と間の岳が眩しく輝いていました。
池山小屋を越えて、城峰から少し登ったところにテントを張りました。
雪が少なく、融かして作った水は落ち葉だらけでした。まあ、毒じゃあないから・・・
トンネルの出口が光で溢れています。ゴールはもう少しです。
さあ、下りたら何を食べようか
八本歯を慎重に下ります。
快晴の山頂です。
鳳凰 仙丈 甲斐駒 富士山 中央ア 八ツ 広い展望です。北アはガスの中のでした。
甲斐駒ケ岳(2966m)
仙丈岳(3033m)
中アの山並み こちらより雪がかなり多いようです。
八ヶ岳(2899m)
ボーコン沢の頭と富士山
あとは、下るだけです。
3日目も快晴です。また来るね・・・
テント帰着 気持ちの良い疲れでした
帰りの稜線漫歩。ここまで来ればもう危ないところもないのでのんびり・・・ですが、足が重くなりました。
穏やかな山頂で展望を楽しんだ後、来た道を戻りました。
2番目(3192m)から1番(3776m)を見る。標高2番以下はダンゴだけれど、1番とは差がかなりあります。富士山はデカイ!
北岳山頂へ。背後の間の岳への稜線が格好いい。
今日、この山域は我々の独占か・・・と思っていたのですが、農鳥から縦走してきたという若者が山頂から下りてきました。
大きく目の前に北岳・・・もっと白ければとも思うけど、きつい登りのあとのこの景色には感激です。
ここから八本歯までは展望の稜線歩きです。
農鳥岳です
林道から鷲住山の尾根に入り、野呂川に下ります。急な下りから野呂川を渡り、こんどは池山の急な急な登りです。きついなあ!
ときどき背後の鳳凰と左手の農鳥が樹間から望めます。
ながいながいトンネルを
向こうから、カラカラ、カラカラと音が近づいてきた。何 何 なに?・・・枯葉が風に吹かれて出口からやってきました。
壁から滴る水の音は、反響を重ねて女性の話声のようです。
南ア・池山尾根〜北岳 2007.11
北の方では、もう大雪が降っているようです。南アは雪が遅く、その点で楽な山歩きでした・・・でも、物足りないかな。
12年前の「やまづと」結成の年、同じ11月の終わりに北岳山行がありました。その時は吹雪に、腰までのラッセルでした。9月の光来出も、12年前よ再びの遡行でした。一回りして、昔の山行をなぞっているわけではないけれど。
「やまづと」も13年目に入りました。これからどんなことができるだろうか。
12日目も快晴です。ボーコン沢の頭付近、12年前は腰までのラッセルでしたが、全く雪なしの尾根です。