谷川・ヒツゴー沢 やまづと2007.9

高崎の始発に乗り、水上から谷川温泉までタクシー。

谷沿いには霧がかかり、霧雨が降り続く。谷川温泉から二俣までの道はヒルが生息するとのこと。

西丹沢や深南部で懲りているので用心用心・・・。「高野聖」の森のように、頭の上からヒルが降ってくることもないだろうから、足元の一点注意。居るはいるは! 時々立ち止まっては、靴に登ってきたヒルを引き剥がす。それでも、沢靴に履き替えるとき、靴下にヒルが入り込んでいました。

沢水が少し濁っている。最初の滝を登るとすぐ左から逆くの字の滝・・・どこが逆くの字なんだろう。最初の滝と合わせて逆くの字か?

左端のチムニー状をシャワーを浴びて登る。中間部の岩がヌルヌルで、身体を岩に押し付けて登る。頭からはザンザン水を被るし、チョット怖い。

10mチムニー滝を上から覘きました。ウォータースライダーにしては傾斜が強すぎるようです。ここでスリップすると一直線だあ。

ゴルジュ内も滝が連なっています。

滝の出口は水流左の窪状を登りました。岩に身体を押しつけてヨイショッと。

結局、溯行時間は6時間ちょっとかかりました。

ロープウェイの時間には全く間に合わず、田尻尾根を下ってロープウェイ下の駅へ。途中からヘッドランプ点灯。消すと足元も見えない真っ暗闇でした。

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ここもシャワーを浴びて、台になる岩に立ち上がる。こんなに濡れるつもりはなかったのだけど。

この滝もシャワーか。天気がよければ躊躇することもないのだけど。

この滝で下部のゴルジュを抜ける。このあとも小滝が連続する。濡れるのにこだわりがなくなると面白い。

3段20mの滝かな。

10mチムニー滝

中間部ゴルジュの入口の滝。小滝ばかりですが、とにかく滝の多い沢です。どんどん滝を登りながら高度を上げていきます。

さて、どうするかなあ! この先の岩が濡れていてトラバースは怖いので、一旦下りて水流際を登りました。

ゴルジュ出口のチムニー滝

あっ、翁のお面と武蔵丸!。その横を登っていきます。

この滝の下で初めて時間を見ました。ちょっと時間がかかったかな?とは感じていたのですが、もう4時間近くが経っていました。慌てました。だって、ガイドによれば溯行時間は肩の小屋まで3時間半となっているのですから・・・

稜線が遠いなあ。

一旦青空が見えたが「どうせ晴れるのだったらもっと早く晴れろ」などとブツブツ言っていたら、また直に霧雨になってしまった。

時間を見てから急ぎました。急がないとロープウェイがなくなっちゃうよ・・・。

ゴルジュを抜けても滝が続きます。まだまだ先は長そうだ。

やっと源流に。この先、左岸枝沢に入って、天神尾根に向かいました。