夜が明ける。テントの外張りを切り裂いて脱出

テントを掘り起こして、寝なおしました。

風もなく、雲もなく

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瘠せた尾根を下っていきます

目の前にはドーンと五竜岳、格好いい

だけど、まだまだ遠い

無風で、日差しはギラギラ、雪はダンゴ

きついです

大黒岳と唐松岳を振り返りました

下りも、気をつけなければ

一歩一歩、慎重に

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北アルプスの写真一覧

4日間の山旅が終わりました

雪に閉じ込められたのが、ずっと前の日のことのような・・・

五竜岳山頂

鹿島槍岳北峰と南峰を後ろに広い眺めです。北アルプスが全部見渡せます

少しクラストした斜面もあって、緊張しました

4日目、最終日 今日もまずまずの天気です

重い荷物は置いてピストンします

やっと、五竜小屋が見えました

長かった

今日はここまでにしよう。小屋脇に泊まる

唐松小屋から大黒岳の岩場にかかります

クサリが見えたり見えなかったり・・です

とりあえずの唐松岳山頂にて

後ろは剣岳かな

3日目の日の出です

さて、五竜まで行けるか

テントの中から五竜岳を見る。午前中は強風が続きました

前夜からの雪(ゴンドラ下は雨)もゴンドラが動く時間には弱くなる

さぁ、行こうか

雪は止んだけど、視界が徐々に悪くなっていきました

北ア・唐松岳〜五竜岳 2008.3

白岳の下りから、遠見尾根を見る

この下りは、雪崩事故の記録もあったか

昼を過ぎて、平坦な地形に出たところで、ホワイトアウト

ここで止めておけばよかった

コンパスと足元の傾斜をみながら、登りつづける

斜面の風下側にテント設営

夜10時、テントが雪に圧迫されて目が覚めた。強風に、乾燥した雪が流され押し寄せてくる

必死で掻き分けるが間に合わない。やがて、テントの上からも雪が流れ落ちてきて・・・

月が出て、街の灯かりも見えるのに、膝を抱えた状態で、テントに閉じ込められる

昨日の夜行バスもきつかったけど。二晩続けてこの格好かよ・・

昨晩は、このテントが押し寄せてきた雪にすっぽり埋まって潰れてしまいました。10分か、20分か、30分か全く外の音が聞こえなくなり、やばい

ちょっと窒息を心配したけど、そのうちザーッと風の音が天井から聞こえてきて、ひと安心しました

あれが乾燥粉雪というものなのかな。テントが圧迫されて慌てて外に出たのだけど、細かく砕いた発泡スチロールみたいな雪がゆっくりと押し寄せてきて、何がなんだかよく分からない

しばらく雪をかき分けようとしたけど、全く間に合わなかった

午後には風も弱くなったけど、行動する意欲なし

すぐ下に、丸山ケルンが見える

1人登山者が登ってきて、前を通り過ぎて行きました。世の中何も変わってないんだな

まだ真っ白な雷鳥

痩せ尾根がほぼ終わる。この先の尾根に一ヶ所段差がありました

そして下山までまだまだ長い