ふられふられの雨予報。週間予報にずらりと並んだ傘マークには爽快感もあります。でも現地気象だよ、そろそろ梅雨もあけるよと・・・
上平尾根を詰めてバラ谷のコルへ。取り付きの林道が崩壊している
ちょっと嫌な感じが・・・下山の林道はどうなっているのだろう
それもちょっとだけで忘れて登れ登れ
黒法師岳と右奥のバラ谷の頭を振り返りました
ずっと笹はらの尾根が続いていました
もう少しで向こう側に着きます
ほっ
柔らかい草を踏んで鹿ノ平に下っていきます
最後のピーク、六呂場山頂にて
3日間の山旅ももうすこしで終わりです
今日、梅雨が明けました
山行最終日は、日差しがジリジリと照りつける天気になりました
夜、異様な雰囲気に包まれて
動物の息遣いを間近に感じる。息を殺して外の様子を窺いました
何かにテントを取り囲まれたようです。鹿の群れだよね、と思いながらもちょっと怖い
恐る恐る覗くと二つ目がピカリ
この笹原にぽっかり開いた草地は、君たちの夜の集会場所だったのか
2日目の泊まり場、鹿ノ平です
広々とした笹はらが開けています。雑誌の写真で見て以来、是非泊まってみたい場所でした
これから不動岳を往復して、それから水くみです
ゆっくりしよう
今日の泊まり場、鹿ノ平と不動岳が目の前です
反対側から鎌崩を振り返りました
緊張しました。だけど帰りの崩壊林道に比べたら・・・
そんなことは知るよしもなかったのですが
とりあえず一番の難所(と思っていた)を越えました
難関「鎌崩」の全貌です
少し下った所からトラバース、踏み出す一歩が慎重になりました
ズルッと滑るとどこまで落ちるのやら
途中から尾根上を通過しました
丸盆岳の山頂に着きました
これからいよいよ鎌崩れの通過です
今日はこの丸盆岳を越え、鎌崩れを越えて鹿ノ平にテントです
ちょっと一休みしたくなる笹はらです
そろそろ梅雨が明けそう・・明けたのかな
深南部名物のガレです。谷底まで切れ落ちています
黒法師岳の「×」の三角点はめずらしいって・・・。 これって三角点ではないなあ。どこにあるんだろう
ここから丸盆岳へ向かいます
ここでも鹿の群れが、我々に驚いて斜面を飛び跳ねていました
2日目、踏み跡を辿って黒法師岳へ
しっとりと濡れた笹原が続きます
黒法師岳は2度目になります。前回はバラ谷の頭から寸又峡へ縦走しました。今回は鎌崩れと鹿ノ平を通って六呂場山へ
この近辺にも馴染みの山が増えて、いっぱしのベテラン気分です
1日目のテント場です。鹿の群れが跳ね回っている動物の楽園です
そういえば、朝の林道で熊を見ました。一瞬のうちに崖を駆け上がって逃げて行きました。山で見たのは初めてでした
バラ谷の頭の基部にコンコンと湧き出る良い水場があります
笹を踏んで水くみ。鹿の群れがドドドッと駆けて行きます
南ア深南部の深い山の中に入っていく感じ、こういうのがいいなあ
今日の泊まり場の尾根上まではもう少し
・・・のところでブヨの集団に体当たりされる。足もだけど手も振りまわさなければならない。なかなかハードワークだよ
テントを張って早く逃げ込もう
ガレに負けるなって
このあたりは、ガレというよりは急な尾根登りです
一歩一歩頑張って登ろう
深南部・黒法師岳〜鎌崩〜不動岳〜六呂場山 やまづと2005.7
不動岳を登って下って
水くみは見当をつけて藪を漕ぎ下りました。あたりは野生の臭いがプンプンです
帰りの林道が崩壊していました・・・林道は造って放置が原則のようです
崩壊斜面のトラバースが今山旅の一番の難所でした。ズルッと滑ると止まりそうもありません
滑ると100m200m落ちてしまうか
バランスを崩すとそれっきり、というのは気持ちのよいものではないなあ
「耳目(感覚)は欺かない、判断が欺くのだ」・・・ここを通らないと帰れないのです。照りつける日差しと緊張で喉がカラカラになりました
六呂場山頂の有名な標語(感覚は・・・ゲーテ)だそうです
そうなの