雨水がブナの枝から幹を伝って流れてくる
川は真っ茶色に濁っているので貴重な水です
この天気の中、10人くらい登って行きました
お互いついてないね
アブを払いながら大井沢集落へ下りました
林道から車道に出て、さて右に行こうか、左に行こうか
左へ一軒目の民宿へ
天狗角力取山 山頂なのかな、山頂標識はないけど
天狗の土俵なのかな、石で円く囲んでいるのは
山行5日目、岩屋沢の登山道を登りました。沢登りはここまでです
登山道はビバーグ地点からほんの数分遡ったところでした
ここまで来てたら、平らなところで寝られたのに
角力取小屋の管理人さんらが登山道の整備中。ご苦労様です
この雨で、小国沢を下ったグループとこの登山道を下ったグループが八久和川に入れずに帰ったとのこと。我々は2日間だけど遊べたから、まだ・・・
途中からまた雨が強く降りました。
一晩中、強い雨が降り続きました
翌日、昼前になって、雨はやっと小降りに
ただ水はこれ以上減ってくれず・・・
濁った渕で魚釣り、今山行の釣果は合計4匹でした
閉じこめられて2日目の夜が暮れていきました
夕方、雨が少し小降りになったところで、イワナ一匹
バターで焼いて美味しくいただきました
暗くなってから雷とともに雨がまた強く。いつまで降るんだよ
斜めのテントに濡れたままでお休み
こんな状態でも、寝られるもんです。しぶといです
しかたなく藪の中にテントを張って水が引くのを待ちました
これがまさか、2日間もここに閉じこめられるとは・・・
雨は雷を伴って断続的に強く降りました
朝飯を食っているころから雨が
遡行を始めてから雷鳴とともに雨が強くなる
やがて、渕に落ち葉が流れてきて様子見です
直後、渓の曲がり角から水がドドドッと跳ねて一気に大増水
こりゃ、しばらく無理だよ
朝日・八久和川〜天狗角力取山(3) 2008.8
山の主のような宿のご主人から、山の話を聞きながら晩飯です
熊とにらめっこした話、熊は抱き込む力が強い話、オオスズメバチに威嚇されて身体が固まった話、マムシ酒の話、そしてキノコの話などなど
このキノコ鍋がめちゃくちゃ美味しい。みんな山で採ってきたものです。これに小鉢がいっぱい付きました
ああ満腹というところで、キノコご飯が出てきました。チチタケの味が染みこんでいます。おいしい。もう入るとこないよ
というところで、テンプラ付きのこの蕎麦が。しばらくお腹一杯で動けませんでした
翌日も雨です。ここまで降れば山の心残りもさっぱりです
今度来るのはいつのことだろう。三度目というのはあるのだろうか