天祥寺平から蓼科山を見上げました
急な道だけど一歩一歩です
ここまでは晩秋の静かな山旅でした
暗い樹林を少し登れば
パッと前方が開けて蓼科山とご対面です
途中の亀甲池にも水がありません
来合わせた他の登山者もあれっというような顔をしています
双子池の雌池です
こちらにはテントが張れます
これから針葉樹の森に入って、天祥寺平へ
早朝は雲が多かったけど、良い天気になりました
双子池の雄池です
この池の水をこのまま飲用にします
流れている水は平気だけど、溜まっている水には少し抵抗があるかも
ここでいいかな
風が冷たいです 早く入って一杯やろうよ
林道を双子池に向かって 道ばたにテントを張ろう
尾根の向こうに八柱山が見えています
雨池をぐるっと対岸へ
水がないのだから突っ切ればいいものを
湖岸を4分の3周回って林道に向かいました。「北八ツ彷徨・雨池」の最後に、麦草峠に向かって道をつけるための鉈目を見つけて、この雨池の楽しみを奪われる予感が書かれている
今は山道どころか林道も造られて
簡単に来られるるようになったけど、楽しみは別のところに見つけるしかない
雨池に到着 あれれ、水がないよ
雨が降らないと水が溜まらないから「雨池」なのか、と納得です
そういえば、山口耀久さんの「北八ツ彷徨」に雨池の項があったような・・・帰ってから読んでみると、岸辺にテントを張り、池に筏を浮かべ・・・なんというう優雅なことを
夜はたき火を囲んで合唱、ああ50年代の青春だなあ(たぶん)
今はもう雨池にテントは禁止されています
朝ゆっくりの電車に乗って、麦草峠から遅い歩き出しです
前夜の雪がうっすら積もっています
木道で二度もスッテンコロリン、無様に転落しました
新品の靴なので、言い訳も出来ず
北八ツ・雨池〜蓼科山 2008.11