北ア・小倉谷〜笠ヶ岳〜鷲羽岳〜雲ノ平〜赤木沢(2) 2013.8

少し長めの泳ぎです

でもこれくらいの流れであれば、ザックを浮きがわりにプカプカ泳いでいけます

滝の脇のこのあたりから登ります。足場も手掛かりもありますが、ちょっと細かい。それにちょっとぬめりも

えい、やっ

ザックが重いとちょいきつい

上の灌木で後続を確保します

後続もプカプカ、そして狭い場所に集まって

それから踏み跡を上に辿って、この滝を巻きました

沢に戻って、次は大岩越え

ここもザックを下して先行パーティの時間待ち。空身で岩の隙間に身体をねじ込んでズリ上がりました

そして右岸からスダレ状のきれいな滝、その向こうにもう一つ難関の滝が

ここも先行パーティの時間待ち。いやだろうなあ、ずっと見られているのは。プレッシャーだよね、こっちも見ないふりして見てるから

けっこう苦労しているようです

どうなっているんだろう

さて、我々も行きます

斜めったバンドから、岩の向こう側にまわりこんで登るようです

青いシュリンゲが垂れています

シュリンゲを掴んでザックを背負ったまま回り込むと、滝水がドドドッとザックをうって、わっわっわっ

あわてて戻って、ザックを下してやり直し

落水のぎりぎりの脇を登ります。大きな足場はあるけれど、ちょっと間隔が遠い、そしてぬめっていました

幸いに残置のハーケンがあったので、それにシュリンゲを通して一息つきました

滝水の音で声がうまく通らず、先に一人人間が上がってきてくれと叫んだのに、荷物ばかり引き上げさせられ

一番年食っているのに、きついぞ

少し斜め横に踏み跡を辿り、下り口を探してウロウロ。結局、懸垂で下りる

左岸に石ごろごろだけどテントを張れる場所を見つけるが、ここは増水のときに逃げ場がない。もう少し先を探そうとしたのだけど、どんどん暗くなって、結局またここに戻る

まあ一段上がればそこまで水がくるのは、数10年に一度(ほんとか?)だよ。今日は大丈夫・・・

今日の晩飯は、ラーメン

たき火はなし、ちょっとさびしい

無事に朝がきました

朝、5時30分の空

今日もいい天気になりそうです

これから朝飯づくりです。朝のたき火もなし

朝飯は、とり五目ごはん

それと、高野豆腐入りタマゴスープ

さてと、そろそろ行こう。たき火もしてないのに7時を過ぎて。今日は山頂までのつもりなのに

この滝の上だったか、下だったか、昨日の先行パーティが泊まっていました。そこなら逃げ場があった

昨日はごめんね(待たせてしまって)なんて言われたけど、こちらこそ、プレッシャーかけてごめん

もうあたりは薄暗くなって、こりゃやばい

なかなか滝の多い谷です

水に浸かりながら釜をへつって

滝の左側を登りました。傾斜もゆるく足場もあります

そして、沢が広くなって黄色いナメ床になりました。わっ、これはすごい

(3)へ続く

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