大菩薩周辺・白糸ノ滝右岸尾根〜サカリ山〜中指山東南尾根(1) 2013.11
奥多摩駅7:25発の小菅行バスに乗る。こんなに早い時間なのに駅は混雑、東日原へは2台のバスに満員の客でした
今日歩く尾根は初めて、そして滝の脇から取り付けるのかどうかも分からなかったので、早い出発です
小菅バス停から約1時間の林道歩きで白糸ノ滝入り口に到着です
今日はこの沢の右岸の尾根を登るつもりです。入り口の林道から尾根に取り付けるところがあるか確認して、滝見遊歩道へ。1ヶ所登れそうかな(微妙)
滝見台から白糸ノ滝の全景、落差36mとのことです
糸というより棒くらいはあります
この滝の落ち口には、龍が住む深い淵があり、雨降らしの伝説もあるそうです
滝の真下まで行ってみました
少しだけ日が当たって虹が出ていました
さてと、滝の手前の斜面が登れそうです。30度くらいの斜度でしょうか。地形図でも緩く等高線が引かれているところ、これなら登れるね
登り口さえあれば、あとはなんとかなりそうです
傾斜がゆるんで、大きな洞のある木
尾根の上に着きました。ちょっと休憩と腹ごしらえ
樅ノ木の点在する斜面、なかなかに急です。歩きやすいところを選んで、ゆっくり登りました
というところで・・・
おおっ
ムラサキシメジの群落を発見
輪を描いて生えるとは聞いていたけど、こんなの初めてです。大きなものから小さなものまで合わせると30〜40本くらいあるでしょうか
とりあえずザックを下ろして、生えている全体を眺めてニヤニヤ、アハハッ
さて、どこから手をつけようか
紅葉の落ち葉
これはヤマザクラでしょうか。いい加減なことを言っています
オオモミジかなあ、黄色
見上げれば、赤、橙、黄のグラデーション
ちょうど紅葉の盛りです
北西方向に登っていた尾根が、標高1100m付近で西に向きを変えて緩やかになります
緩やかに尾根が広がって気持ちのよいところです
また北西に向きを変えるようになると、少しだけ急になります
黄緑色から赤までいろいろな色が混じりあって、見とれるほどキレイです
ハウチワカエデでしょうか、黄
あれっと思ったら、山道が横切っていました。水源巡視道かなあ。尾根の上もしばらく道っぽくなりました
尾根の道は、すぐに右手の山腹の方に消えて行きました。また道のない尾根を辿ります
巨木、何の木だろう、ミズナラかなあ
どちらも美味しい。そして図鑑を眺めていて発見。あらっ、ひょっとして、これってウスムラサキシメジ(毒)・・・。今のところ無事だけど
1カ所でこれだけの大収穫でした。帰ってから、茹でて酢の物、それとピクルス風に漬け込んでみました