春といっても、そこは北アルプス。冷たい風が雪煙を巻き上げて、気持ちがキリリと引き締まります。
ウォーミングアップの樹林帯を過ぎ、尾根に抜けるとガスを纏った爺ヶ岳と鹿島槍。さあ、行こう.
2日目、爺ケ岳東尾根の核心部。瘠せた尾根がくねくねと続いている。慎重にステップを踏んで。
こうしてみると地味な爺ケ岳もなかなか立派に見えます。
隣の鹿島槍と比べるとちょっと可哀想。
山頂間近の大雪原でほっと一息のはずが、強烈な地吹雪。よろめきながら頂を目指しました。
左上に伸びる尾根が爺ケ岳東尾根の全貌です。
山頂は風弱くほっとしました。中央峰から南峰南尾根を下り、樹林に2泊目のテント。
風強く一晩中ゴウゴウと風が唸っていました
春うららの下山日。満足の3日間でした。