3日目は広大な斜面の登りから始まる。すぐ近くに見えていた兎岳が遠い。
中ノ岳のペンギンとスズメと馬の首?
兎岳の避難小屋付近は雪が融けている。これ以後、所どころ藪を漕ぐようになる。
下津川から右奥が巻機。まだまだ遠い。
3泊目のテント。メンバーの疲れもみえてきたのと先も見えてきた?ので、早めにテントを張って休養したが。
まだまだ先が長く、少しでも先に進んでおくべきだったようだ。
何となく以前から気になっていた下津川山。今度は谷から詰めてみたいなぁ。
かなりへばってきたところに三ツ石山の登りがきつい。笹を頼りに急な斜面をよじ登る。
左側は利根川支流に向かって一気に切れ落ちており、覘くと凄い迫力に足が竦む。
最後まで1日目の遅れが取り戻せず、牛ケ岳手前の鞍部にテントを張る。計画では清水の宿でぬくぬくしているはずだったが。夜になって天気崩れる。
霧と小雨のなか、最後の頑張りで巻機へ。山頂では虹も出たがすぐに雲が流れ雨が止まない。
木々の芽吹きが始まった山里。すばらしい景色が広がるも、ただただ惰性で下り「U屋」の山菜だらけ蕎麦を目指す。
充実した5日間だったが、もう歩かなくてもいいのがうれしい。