岩の隙間を這い上がるようなところもありました
赤岩からふと目を上げると、あれかあ堰堤は・・・
今日の行程のとりあえず半分のところまで来たようです
赤石岳・赤石沢の名前の由来、赤いラジオラリヤ板岩。微妙に色がオレンジ色がかったりしたものもありました
そして沢が緩やかになって、ラジオラリヤ板岩の赤が点在するようになりました。北沢出合の下流、取水堰堤がもう近いようです
廊下状が終わると、大岩の間をクネクネ登って行くようなところになりました
ここは腹まで水に浸かれば簡単に上へ抜けられました。このあたりでニエ淵の廊下は終わりになるのだろうか
ここが神ノ淵というところだろうか。よくわからない
沢の真ん中に大岩が鎮座しています。これをここに持って来る大水のときって、どんなんだろう
残置のハーケンと細ヒモ頼りだけど、それを信用すればどうってことなく滝上に下りられます
だけどいつかは朽ちて抜けてしまうんだろうなあ。それが自分たちの時であったらどうしよう
落ち口を飛ぶか泳ぐって、かつてのガイド本に書いてあるところかなあ、あとは残置のハーケンと細ヒモを頼りに滝上に下りる
これかな、ニエ淵中間にある、かつては通過するのに最悪と言われた2条5m滝は・・・
先行パーティが登り終えたところのようです
きれいなゴルジュの渓相です。かつての水量が多かったときであれば通るのに結構大変だったと思うけど
沢床をトコトコ歩けます
プカプカ浮いて取り付いてみるけれど、足がかりがなくて登れない・・・って
それじゃあって、助け船に行ってみたけど落ち口あたりが
少しえぐれているらしく・・・
あれ、なんだよ、釜の左側が登れそうじゃあないか。垂直の岩に隠れて見えなかったけど、左奥の傾斜が緩くなっています
ということで、釜を横断して手と足をバタバタ、4分の3周の泳ぎで疲れ果てて少し座り込み
ここで後続の若者3人パーティに追い抜かれる。どうぞどうぞ先に行ってくださいな。中高年パーティはゆっくり行きましょう
とりあえず釜の右側から泳いで、水の落ち口に取り付いてみます
ここまで一つだけ腰くらいまで水に浸かったのみで、楽に遡ってきました。ここはもうニエ淵に入っているのだろう。左側の岩の途中、手が届かないところに細ヒモがぶら下がっています
あんなとこ、どうやって行くんだよう
あれれ、牛首峠では降ろしてくれないの、そういうきまりだからって東海フォレストバスは椹島まで
まあ、ちょっと早い臨時便だったからいいか
牛首峠まで登り返し、赤石沢の仕事道を少し辿って入渓です。かつて取水堰堤の出来る前は、水とのたたかいの沢だったらしいけど、それと今年の雨なし天気で水の流れチョロチョロです
ただ側壁の思わぬところに残置のハーケンが打たれ、細ヒモが垂れていたりします。あんなとこどうやって行くの・・・
城西地区連にも堰堤が出来る前に遡行した人がいるので、どんなだったのか今度聞いてみよう。(岩をピョンピョン跳びはねて遡ったって・・・なんだそれ)