2日目の朝、雨が上がって
朝方まで降り続いた雨、不安の中、テントから外を覗くと青空。一先ず安堵する。ラーメンを食べて、さあ出発だ。
歩き始めは肌寒かったが日差しもあってすぐに暖まった。
昨日同様、ナメ、小滝、時折大きめの滝が出てくる。高度を上げていくと紅葉ならぬ黄葉しているところもちらほらあっていい感じ。至仏山の稜線も遠方にしっかり見える。
切り立った側壁の中にある少し大きめの滝
左側から登れそうにも見えるけど、朝一番だし、やめておこう、足場が濡れてて恐そう
左の急なガレルンゼから巻きました
ナメ小滝が続きます
青空になってきました
もよう岩(その1
もよう岩(その2
もよう岩(その3 幾何学模様
ほんとに広い広い広河原がしばらく続いて
左側が楽に登れます
20m滝を越えると堰堤1〜3号が現れる。この秋見た赤石沢の巨大取水堰堤に比べれば可愛いすぎるサイズ。
堰堤を越えると水量もぐっと減り、源頭部らしくなる。
堰堤1号が現れました
針葉樹の森
渦もよう 迷路
堰堤と堰堤の間は、こんな感じの小滝が続きます
もよう岩(その4 前衛ぬりたくり
もよう岩(その6
沢の詰めになりました
さて、どこを詰めようか。正面の大きな岩を回り込んで藪に突入して尾根の最低鞍部へ出る作戦でトライ。
藪に入ってみると思ったより深いので即、敗退決定。急傾斜のガレルンゼを忠実に詰めることにする。
落石に注意しながらドンドン高度をかせぐ。目前の稜線には登山者の行列、話し声、鈴の音などとっても色鮮やかで賑やか。
最後は膝丈ほどの藪をこいで小至仏山脇の尾根に飛び出た。
ガレルンゼをどんどん詰めます
小至仏山直下の登山道に出ました
いきなり藪から登場のあの人達はいったい?
好奇の目でじろじろ見られました。登山道はぐちゃぐちゃの泥んこだったので、沢靴のままザックを残して至仏山へ。
山頂はあいにくガスで真っ白、どうも最近は展望に恵まれない。すぐに鳩待峠へ向けて下山開始。雨も降ってきた。
鳩待峠はお帰りの皆さんで大混雑。逃げるように山ノ鼻キャンプ場を目指す。
鳩待峠まで下りると、観光バスがいっぱい止まっていて、人もいっぱいでした
なんだか一気に気が抜ける
もう帰ろうか、という気持ちにもなったけど、気を取り直して山ノ鼻へ向かいました
もよう岩(その5
青空に飛行機
稜線に登山者の姿が連なって見えます
もう少し紅葉を期待していたのだけど
尾根道に虹が・・・・・
小至仏で引き返す人も多く、至仏山まで登るのは3分の1くらいかな
巨大な山頂標石です。ハカイシみたいだよ
広河原の出口に大滝が現れました
もよう岩(その7 おしまい
小至仏から至仏山を見る